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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社は12日、地上デジタル放送の受信安定度測定装置「ポータブルISDB-Tテスタ」のプロトタイプを開発したと発表した。現在フィールド実験中で、販売時期・価格とも現在未定。開発品を千葉県・幕張メッセで19日に開幕する「2003年国際放送機器展(Inter BEE 2003)」に展示する。 発表されたのは、地上デジタル放送(ISDB-T)の受信状況安定度(マージン量)を計測する装置。受信マージンのほか、受信レベル、簡易エラーレート、帯域内平坦性、遅延プロファイルなどの受信状況をOFDM復調処理から測定する。ハイビジョンに加え、データ放送にも対応。また、計測器としては初となるB-CASカード対応のMPEGデコード処理機能を内蔵している。 わずかな劣化で受信不能に陥るデジタル放送が対象のため、ベースバンド帯でノイズを付加する機能や、RF入力で信号を減衰させる機能も搭載。また、簡易エラー測定機能には、基準信号のない場合でも検出できる機能(誤り訂正前後の比較数から算出)を搭載することで、本放送開始後にも受信状態を把握できるという。 電源は業務用ハンディカメラのもの、またはACアダプタを使用。外形寸法および重量は300×220×80mm(幅×奥行き×高さ)、5kg。
□松下電器のホームページ (2003年11月12日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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