インタービデオ、リビングでの使用を想定した統合型AVソフト －DVD再生やテレビ録画が可能、PCを家電感覚で操作

12月12日発売 標準価格：19,800円 連絡先：インタービデオジャパン 　　　　tech@intervideo.co.jp

メニューには大きなボタンを使用。大きく5個の機能を搭載する

　PCとテレビを接続し、リビングルームでの使用を想定した統合アプリケーション。フルスクリーン化が可能なインターフェイスを採用し、メニューボタンを大型化。付属のリモコンを使って、家電製品やAV機器と同様の操作性を実現したという。

　メニューでは「DVD」、「TV」、「ピクチャ/イメージ」、「ビデオクリップ」、「ミュージック」の5個の機能を選択できる。操作の大半は1画面内で行なえ、ワンクリックでメインメニューに戻れるなど、画面から離れたとことからも使いやすい工夫が施されているという。

　DVD再生機能では、同社のDVD再生ソフト「WinDVD」の再生エンジンを使用。早送りや巻戻しなどの基本操作がリモコンで行なえるほか、再生専用ソフトと同様のコントローラも画面下部に表示でき、スクリーン上のボタンを使った操作に切り替えることもできる。

　「TV」では、WDMドライバ使用のテレビチューナ搭載キャプチャカードを使って、テレビの視聴や録画が可能。最大16チャンネル分のサムネイルが表示できるチャンネルサーフィン機能も搭載する。

　録画品質は「普通」、「良」、「最良」の3種類から選択可能。録画時のフォーマットはMPEG-2だが、各モードの解像度やビットレートは明らかにされていない。また、解像度やビットレートを任意に変更することもできない。

　キャプチャした動画は、「ビデオクリップ」から視聴する。各ファイルのサムネイル表示や、名前は日付順のファイルソート機能も装備しており、目的の動画を簡単に探し出すことができるという。再生可能な動画フォーマットは、AVI、MPEG-1/2、WMV、ASF。

テレビの視聴や録画が可能	録画した番組はサムネイル表示される

　「ピクチャ/イメージ」では、画像ファイルのサムネイル表示や、指定したフォルダ内のスライドショー再生が可能。スライドショーはランダム再生やBGMの指定も可能で、画面切り替え時のトランジションも追加できる。エフェクトが自動的に変わるため、効果がワンパターンにならないという。サポートする画像ファイルはJPEG、BMP、GIF、PNG、TIF、WMF。

　また、「ミュージック」では、MP3、WAV、WMAの音声ファイルや音楽CDの再生が可能。ファイルの管理やプレイリストの作成もでき、音楽再生時にはWindows Media Playerの視覚エフェクトを表示することもできる。

「ピクチャ/イメージ」では、画像のサムネイル表示やスライドショーが可能	MP3、WAV、WMAの再生や、管理が行なえる	付属のリモコンで、家電感覚の操作性を実現したという

□インタービデオジャパンのホームページ
(11月20日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.intervideo.co.jp/

(2003年11月20日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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