北日本放送、民放ローカル局初の地上デジタル放送開始を表明 －33万世帯、カバー率92%で2004年10月から開始

　北日本放送株式会社(KNB)は13日、地上デジタルテレビジョン放送を2004年10月から開始すると発表した。東名阪地区に続き、全国ローカル局では初としている。開始当初の放送エリアは富山県下の総世帯数33万世帯(カバー率92%)と見られる。

　13日に行なわれた北陸総合通信局、NHK、民放３局で構成「富山デジタル放送チャンネル連絡会」で報告され、今後、総務省への免許申請手続きが行なわれる。番組はアナログ放送と同じ内容で、ハイビジョン、5.1chサラウンド、データ放送、EPGといった付加サービスを網羅する。

　県内のアナログ周波数変換作業は2004年9月に終了する見通し。高岡二上中継局の視聴世帯、約4,600世帯が対象となっている。

　KNBは、富山市を本拠とするNTV系の放送局。現行地上アナログ放送の世帯カバー率は富山県100%、石川県97.6%、新潟県1.2%、岐阜県1.2%、長野県0.6%。

□KNBのホームページ
http://www.knb.ne.jp/
□ニュースリリース
http://www.knb.ne.jp/digital/
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－地域番組もハイビジョンで放送
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20031113/nhk.htm

(2003年11月25日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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