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都内の教会に10日、2004年1月7日からテレビ東京系で放送が開始されるアニメ「マリア様がみてる」に出演する8人の声優が集合。作品への想いやアニメ版への意気込みを語った。
テレビアニメ「マリア様がみてる」は、集英社・コバルト文庫で続刊中の同名小説(今野緒雪著)を原作とした作品。物語の舞台は私立リリアン女学院。幼稚舎から大学までの一貫教育を行なうカトリック系の学園で、お嬢様ばかりが通うという名門中の名門。挨拶はもちろん「ごきげんよう」だ。 世俗とかけ離れた学園には、姉妹(スール)と呼ばれる独自のシステムがある。これは、先輩が気に入った後輩にロザリオを渡して2人が姉妹となり、姉として妹を一人前の淑女に導いていくというもの。 主人公の1年生・福沢祐巳は、これといったとりえもなく、他の生徒に埋もれがちな少女。美しく、裕福で、聡明な先輩・小笠原祥子に憧れる彼女だったが、ひょんなことから、祥子本人から姉妹宣言を受けてしまう。それをきっかけとして、彼女の波乱に満ちた学園生活が幕を開ける。
原作がライトノベルということもあり、読者の多くは10代の女性。しかし、お嬢様ばかりが通う秘密の花園を舞台にしていることもあってか、男性読者からの人気も上昇中だという。2004年の新作アニメの中でも一際注目されている作品なので、DVD化にも期待したいところ。
「オーディションに合格した時、ブラックジョークかと思った」と語るのは、主人公の福沢祐巳を演じる植田佳奈さん。「リリアン女学園はどこかにありそうな学校。男性の皆さんも、生徒の1人になった気分で楽しんでほしい」という。 祐巳が憧れるお姉さま・小笠原祥子を演じるのは伊藤美紀さん。「女子高を舞台にした作品と聞いて、自分はてっきり先生役だと思っていた。“ごきげんよう”の挨拶を世界に広めたいです」と意気込みを語った。
皆のまとめ役で、祥子や祐巳を優しく見守る3年生・水野蓉子を演じるのは篠原恵美さん。「女子高生のつもりになって可愛く演じたが、演出家からは『もっと自然に』と言われた。自分の持ち味を活かして、大人の世界をじっくり演じていきたい」という。
原作の大ファンだという池澤春菜さんが演じるのは、1年生の島津由乃。一見病弱で大人しく見えるが、実は正反対の性格の持ち主。池澤さんは「お仕事の話をもらった時点で、私は由乃をやるんだろうなと想像していた。現時点では台詞が少なめなので、今後の収録で爆発していきたい」と意気込みを語った。 下級生からの絶大な支持を誇る白薔薇(ロサ・ギガンティア)の佐藤聖を演じる豊口めぐみさんは「中高と共学だったので、女子高の雰囲気を楽しんでいる」という。 能登麻美子さん演じるのは、1年生にもかかわらず、すでに淑女の雰囲気を身に付けたお嬢様・藤堂志摩子。能登さんは「お風呂で原作を読んでいたら濡れてふやけてしまったので、保存用にもう1冊買いました」というほどの原作ファン。 鳥居江利子役の生天目仁美さんは「女の子ばかりの収録現場でとても楽しい。江利子は冷静で、客観的に物事を見れるキャラクターだが、もっと色々な面を引き出していきたい」という。
ボーイッシュな美貌の持ち主で、ミスター・リリアンの異名をとる支倉令を演じる伊藤静さんは、「男っぽいキャラクターは初めて。しかし、内面は凄く女の子らしいので、そのギャップを演じていきたい」と語った。 なお、会見の最後に「キャラクターとしてではなく、自分が姉、もしくは妹を選ぶなら誰か?」と質問したところ、以下のような答えになった。
□アニメ「マリア様がみてる」の公式ページ
(2003年12月10日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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