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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社アイ・オー・データ機器は、9種類の高画質技術を搭載したTVキャプチャPCIカード「GV-BCTV9」を12月下旬に発売する。価格は18,800円。OSは、Windows 2000/XPに対応する。 「GV-BCTV9」は、11月に発表されたLow Profile対応GRT搭載PCIキャプチャカード「GV-BCTV7」(14,500円)の上位モデル。 最大の特徴は、ソフトウェアエンコーダを使用するTVチューナカードとしては初めて、NEC製10bitビデオデコーダ「μPD64011」を採用したこと。GV-BCTV7同様、CONEXANT製ビデオデコーダも搭載しているが、GV-BCTV9ではバスブリッジとしてのみ使用している。そのため、カードサイズが大きくなり、Low Profileには対応していない。 さらに、NECゴーストリデューサIC、OKI製3DノイズリダクションICも搭載。3次元Y/C分離と、3D NRを同時利用できる。そのほかにも、AGC(オートゲインコントロール)、白ピーク補正、黒伸張補正、輪郭補正、デインタレース処理機能を装備し、「あわせて9つの高画質技術を搭載した」(同社)としている。 GV-BCTV7同様、ゴーストリデューサや、3次元Y/C分離などの画質設定はドライバレベルで行なえ、テレビのチャンネル単位で設定を保存することも可能。GV-BCTV9では、設定項目がさらに詳細になっている。これにより、付属ソフト以外のビデオキャプチャソフトでも、各種高画質化機能を利用できる。
テレビ録画・編集ソフトは「DigiOnTVR L.E.」をバンドル。iEPG予約に対応し、スタンバイ/休止状態からの予約実行、録画終了後のスタンバイ/休止状態への自動移行もサポートしている。 録画解像度は720×480/704×480/640×480/544×480/480×480/352×480/320×240ドット。ビットレートは500kbps~15Mbps (VBR/CBR)。オーディオのビットレートは64~384kbps(サンプリング周波数32/44.1/48KHz)。 さらに、DVD-RAMやDVD+RWにダイレクト録画も可能。編集機能も備え、録画した番組のCMカットやDVDオーサリングもできる。また、Video for Windowsコーデックを利用したキャプチャ、変換に対応。Windows Media 9 VCMを利用すれば、録画したデータをWMV9ファイルに変換可能なほか、DivX(コーデックは別途必要)などの形式でのリアルタイムキャプチャも行なえる。 XVD圧縮アプリケーション「XVD encoder plus 機能制限版」もバンドルされるが、コーデックとして外部から利用できない仕様のため、DigiOnTVR L.E.から直接XVD形式で録画・変換することはできない。
カードの外形寸法は167.64×106.68×18.0mm(幅×奥行き×高さ)で、外部入力端子としてS映像(コンポジット兼用)、アナログステレオ(RCA)入力を装備する。また、同社のリモコンキット「GV-MVP/RCkit」(3,300円)や、フロントアクセスユニット「GV-FRONT」にも対応している。
□アイ・オー・データ機器のホームページ (2003年12月15日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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