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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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カノープス株式会社は、リアルタイムビデオ編集ソフト「EDIUS 2.0」を2月上旬に発売する。OSはWindows 2000/XPに対応するが、OHCIで使用する場合はWindows 2000はサポート外となる。 推奨CPUはPentium 4 2.4GHz以上。ユーザー認証にアクティベーション方式が導入されている。 なお、文教マーケットを対象としたアカデミックパック(25,000円)が用意されるほか、旧バージョンのフル版のユーザーは19,800円、LE版のユーザーは29,800円でアップグレードできる。
【1月13日追記】 「EDIUS」は、同社が2003年5月に発売したビデオ編集ソフト。同社製のハードウェア「DVStorm2/DVRex-RT Professional/DVRex-RT」に最適化されており、高速かつ高い安定性を保ちながらリアルタイムビデオ編集が行なえることを特徴とする。その反面、DVStorm2/DVRex-RT Professional/DVRex-RTユーザー以外は使用することができず、PCIカードを装着できないノートPCなどではEDIUSを利用できなかった。 今回、2.0にバージョンアップした最大の変更点は、EDIUSの特徴であるリアルタイム編集機能を維持しながら、OHCI環境でも利用できるようになったこと。この変更により、汎用のIEEE 1394インターフェイスを搭載したPCで利用可能になった。 それ以外にも、新たにMPEG-1/2ファイルのシームレス編集や、タイトル編集機能の強化など大幅な改良を行なったほか、操作性も改善している。MPEGファイルはタイムライン上に置いた時点で、内部で非圧縮映像データに展開することで、リアルタイム編集を実現した。なお、MPEGで出力する際には、「MpegCraft」の様に編集ポイントのみをエンコードするのではなく、全体が再エンコードされる。 ソフトウェアエンコーダとして、「ProCoder EXPRESS」をバンドル。DVDビデオ形式で、記録型DVDメディアへ書き込むことも可能。ただし、チャプタを設定できる程度のオーサリング機能しかなく、「途中まで作ったものをDVDに焼いて、自宅のDVDプレーヤーで確認するといった用途を想定している」(同社)という。
なお、1月末から2月上旬に体験版の公開が予定されている。タイトラーなどが省かれているが、編集機能に制限はなく、30日間試用できる。
□カノープスのホームページ (2004年1月9日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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