◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
株式会社ケンウッドは、ドルビープロロジック IIに対応したカーオーディオ、カーナビの新製品を2月上旬より順次発売する。 カーAV/ナビ製品は、HDD/DVD/CD/MDを搭載した、「HDV-910」と、HDD/DVD/CDを搭載した「HDV-810」の2モデルが2月上旬より発売される。価格はHDV-910が298,000円、HDV-810が248,000円。 カーオーディオ製品は、テレビ/DVDレシーバーの「VDX-09M」が2月上旬より発売され、価格は25万円、2DINサイズのDVD/MDレシーバー「DVX-77」が3月上旬より発売され、価格は136,000円。 今回発表された全モデルが、ステレオソースを5.1ch化する「ドルビープロロジックII」に対応している。ケンウッドでは、カーオーディオ製品でプロロジック IIを積極展開していくという。 ■ HDV-910/HD-810 ともに、20GB HDDを搭載したAV/カーナビ製品で、同社では「シアターナビ」と命名している。両製品の主な違いは、メモリースティックスロットとMDデッキの有無で、HDV-910のみMDデッキ/メモリースティックスロットを搭載している。
アンチグレア処理を施した6.5V型の液晶モニターを採用したAV/カーナビで、DVDドライブはDVD±R/RW(ビデオモード)の再生に対応するほか、MP3を記録したCD-R/RWの再生が可能。同社では「最近のAVカーナビ製品では、ナビとAV機能を統合したことで、どちらの機能も中途半端と思われているようだが、“シアターナビ”では、“高音質 Theather-Navigation”をコンセプトに開発した」とし、ナビ機能とAV機能を高いレベルで実現したとアピールした。
5.1chサラウンドプロセッサを搭載し、ドルビーデジタルやDTSのデコードに対応。新たにドルビープロロジック IIデコーダを搭載した。また、自動音場補正機能「サウンドマネージメントシステム」により、車のキャビンサイズとスピーカーシステムのデータを入力することで、タイムアラインメントとクロスオーバーを自動調整可能となった。 また、CDからHDDに音楽を取り込む「ミュージックセラー・ダイレクト」も搭載。独自の可逆圧縮方式で、最大3倍速でのHDDへの記録が可能。また、HDD上にGracenote CDDBも搭載している。
MOS FETと左右独立設計のパワーICにより最大出力は50W×4ch。HDV-910ではMDLP対応のMDデッキを搭載するほか、メモリースティックにより、PCで作成した独自のKSFフォーマットの音楽データを読み込み可能となっている。 また、CPUや描画エンジンに加え、GPUやVICS処理エンジンも1チップ化したナビ専用LSI「NAVIEM」を搭載。CPUは、従来の5倍の高速処理を実現したほか、筐体の小型化も実現した。 ■ VDX-09M 7V型電動収納モニターと、5.1chプロセッサ/5chアンプを搭載した1DINサイズのDVDレシーバー。DVDプレーヤー部は6チャンネル/24bitオーディオDACを搭載し、DVDオーディオに対応する。MP3やWMAを記録したCD-R/RWの再生に対応した。
独自の電動モニター収納メカ「Zactionmecha(ザクションメカ)」により、1DINサイズにディスクドライブ/モニターを収納できる。HDV-910/HD-810と同様に「アドバンスド・サウンドマネージメントシステム」を搭載する。50W×4chアンプに加え、センター出力用の47Wアンプも搭載する。 ■ DVX-77
2DINサイズのDVD/MDレシーバ。DVDオーディオの再生に対応。FM/AMチューナも内蔵している。
自動音場補正機能「アドバンスド・サウンドマネージメントシステム」を搭載する。最大出力は50W×4ch。 □ケンウッドのホームページ (2004年1月13日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
|
|