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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社メカニカルリサーチ(MRC)は、DVD一体型サラウンドシステム「NIROシリーズ」の新製品2モデルを都内で公開した。 最上位モデルの「NIRO 1.1 REFERENCE」とパーソナルシアターシステムの「NIRO 1.1 MovieMouse」で、価格はそれぞれ118,000円、79,800円。どちらも直販サイトでのみ取り扱い、発売時期は共に3月20日を予定している。 ※各仕様は暫定のものです。
■ REFERENCE 2003年9月発売の「NIRO 1.1 STD」および「NIRO 1.1 PRO」の上位モデル。基本的な構成は1.1 STDと同じで、DVDやマルチチャンネルアンプを搭載したレシーバ部と、スピーカー、サブウーファからなるサラウンドシステム。1つのスピーカーとサブウーファで、DVDビデオなどの5.1chを再現するという。 REFERENCEではスピーカー、サブウーファが一新され、動的音域と分散特性が大幅に改良したという。スピーカーユニットは、8cm径フルレンジユニットを前方と左右に1つずつ搭載。キャビネットはMDF製で、外形寸法は290×117×128mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.2kg。インピーダンスは8Ω。
サブウーファは16cm径×1を内蔵したパッシブタイプのバスレフ型。外形寸法は430×108×320mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5kgで、従来モデルに比べて薄型化した。インピーダンスは6Ω。キャビネットの材質はMDF。スピーカー、サブウーファともレシーバとは専用ケーブルで接続する。 レシーバ部の外形寸法は430×336×53mm(幅×奥行き×高さ)で、カラーリング以外に1.1から大きな変更はない。出力30W×5ch+50W×1chのアンプを内蔵し、DVDビデオ、音楽CD、ビデオCD、SVCD、CD-R/RW(MP3可)の再生に対応する。入出力端子も1.1 STDを踏襲し、プログレッシブ出力対応コンポーネント出力端子のほか、S映像、コンポジット出力、アナログ出力を各1系統搭載。 REFERENCEの基本的な機能は1.1と共通で、あくまでも新設計スピーカーを軸とした高音質版という位置付け。要望の多かった光デジタル入力や、AAC音声のデコード機能も見送られている。
■ MovieMouse 1.1シリーズをベースに、スピーカーを視聴者の近くに設置するために小型化した製品。近くに置くことで、小さな音量でもサラウンドを楽しめるという。スピーカーの設置推奨距離は、視聴者から1m以内としている。「近くに設置しても遠く(ディスプレイ方向)から広がって聞こえる」(同社)というのが特徴。 スピーカーには4cm径のフルレンジユニットを5つ配置。1.1 PROと同じく、それぞれがセンター、フロントL/R、リアL/Rの音声を担当する。キャビネットは樹脂製で、外形寸法は281×189×63mm(幅×奥行き×高さ)、重量は0.8kg。インピーダンスは6Ω。
レシーバとは専用ケーブルで接続し、ケーブル長は7m。スピーカーケーブルは、発表会の展示機ではスピーカー側も着脱可能だったが、製品版では直付けになるという。 サブウーファは320×130×220mm(幅×奥行き×高さ)、重量130g。インピーダンス8Ωの12.5cm径フルレンジのバスレフ型となっている。レシーバは、DSP部を除いてREFERENCEとほぼ共通。キャビネットはMDF製。 なお、従来モデルの1.1 STDおよび1.1 PROユーザー向けに、MovieMouseのフロントスピーカー部のみの販売も行なう。1.1 STD用が14,800円、1.1 PRO用が19,800円。
□MRCのホームページ (2004年1月15日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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