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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本テキサス・インスツルメンツは、世界初の1GHz動作のDSP「TMS320C64x」シリーズのサンプル出荷を開始したと発表した。 周辺回路の違いで「C6414T」、「C6415T」、「C6416T」の3製品が用意され、10,000個ロット時のサンプル価格は1GHz動作の「C6414T」が189ドルとなっている。 90nm製造プロセスを採用したDSPで、1GHzのほか720MHzのDSPも製造される。ビデオ/イメージング関連アプリケーションでは、8bitデータで8GigaMAC(1GigaMAC=秒間10億回の積和演算)の性能、音声/オーディオアプリケーションでは16bitデータで4GigaMACの性能を実現したという。 1GHz DSPでは、最大8チャンネルまでの、D1(720×480ドット)解像度のMPEG-2ビデオデータのリアルタイム転送が可能となる。ワイヤレスアプリケーションにおいては、55チャンネルのGSM AMR音声コーディングの処理が行なえるという。 また、「TMS320C64xシリーズ」では、Windows Media 9のビデオ(WMV9)/オーディオ(WMA9)のリアルタイムエンコード/デコードに対応する。同チップはMicrosoftのWMV9/WMA9のリアルタイムエンコーダ/デコーダの認定を取得した初めての製品となっている。 □日本TIのホームページ (2004年1月20日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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