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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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特許ライセンスを手がける米Via Licensingは22日(現地時間)、音声圧縮コーデック「High-Efficiency AAC(HE AAC)」のライセンス条項を策定したと発表した。 HE AACは、従来のMPEG-4 AACに、再生帯域拡大技術SBR(Spectral Band Replication)を組み合わせ、圧縮率を40%以上向上させたコーデック。サンプリングレート48kHzの場合、ビットレート128kbpsで5.1chサラウンドを実現できるほか、32kbpsで高クオリティのステレオ再生ができるという。 サンプリングレートは96kHzまで対応。また、96kHzのHE AACビットストリームは、従来のAACのデコーダでも再生できる。 ライセンス料はチャンネルあたりで、コンシューマ製品のデコーダまたはエンコーダ搭載製品10万個まででそれぞれ0.63ドルで、コーデック対応製品は1.25ドル。10~50万までが0.46/0.92ドルと、ライセンス数が増えるにつれて単価は安くなる。また、プロフェッショナル向け製品については、一律でデコーダが2ドル、エンコーダが25ドルとなっている。 PCベースのソフトウェアは、デコーダが1万ライセンスまで0.32ドルで、最大32,000ドル、エンコーダが1万ライセンスまで0.63ドルで、最大312,500ドルとなっている。プロフェッショナル向けのPCベースソフトウェアは、デコーダが2.5ドル、エンコーダが25ドル。 □Via Licensingのホームページ (2004年1月23日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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