◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
富士通テン株式会社は、カーオーディオの2004年春モデルとして、「ECLIPSE(イクリプス)」ブランドのCD/MDレシーバなど5機種を4月1日に発売する。各モデルの種類と価格は以下の通り。
CDレシーバ「E1104CDT」を除くすべてのモデルに、CDのデジタル信号をアナログに変換せずにDSPに伝送する「ダイレクトインDSP」や、「24bit ADVANCED MULTI-BitΔΣD/Aコンバータ」などを搭載。アンプ部にはMOS-FET素子を採用し、大容量の電解コンデンサも装備する。 さらに、各スピーカーの発音タイミングを調節する「タイムアライメント」機能や、クロスオーバー周波数の調節、パラメトリックイコライザなどを装備。車内の音響特性を整え、原音により忠実な再生が可能になったという。
■ E3304CDT
メモリースティックスロットを搭載した1DINサイズのCDレシーバ。最大の特徴は、同社が提供するECLIPSE専用サーバ「E-iSERV」にPCでアクセスし、専用のWEBページ上でタイムアライメントやクロスオーバー周波数の設定ができること。 設定はメモリースティック経由で本体にインプットできる。同社は「PCを使うことで、複雑な調整も簡単にカスタマイズできる」としている。 この専用サーバを使ったシステムは「オーディオ・カスタマイズ」と呼ばれ、2004年4月からサービス開始予定。2004年春モデルの中では、メモリースティックスロットを搭載した「E3304CDT」のみ対応しているが、今後対応機種は拡大していくという。なお、本体に内蔵するタイムアライメント機能のカスタマイズは上位モデルの「E4404CMT」などと比べ、簡易的なものになる。 また、メモリースティックはセキュリティシステムにも利用可能。あらかじめ本体に任意のメモリースティックやCDを登録すると、バッテリーと本体の接続が切れた際に起動ロックがかかり、登録したメモリースティックやCDを挿入しないと、起動ができなくなるという。
CD部はCD-R/RWディスクの再生に対応するほか、MP3ファイルの再生もサポートする。チューナ部はFM/AMの受信に対応。アンプ部の最大出力は50W×4ch。インピーダンスは4Ω。
■ E4404CMT
2DINサイズのCD/MDレシーバ。3ウェイスピーカーシステムに対応したカスタマイズ機能「プロモード」を搭載。タイムアライメント機能のより細かい設定が可能になるほか、パラメトリックイコライザでは調整する周波数ポイントを63Hz~16kHzの間で31ポイント選択できる。 ディスプレイ部にはフルドットのVFディスプレイを採用。各種調整操作を行なう際に使用するボタンが点滅し、ディスプレイに機能名称が表示される「操作アシスト」機能も用意する。
CD部は、CD-R/RWディスクに収録したMP3ファイルの再生にも対応。アンプ部の最大出力は50W×4ch。インピーダンスは4Ω。
■ E3304CMT/CMT Bk 2DINサイズのCD/MDレシーバの主な仕様はE4404CMTと同じ。CD部もCD-R/RWディスクの再生に対応するが、MP3ファイルの再生はサポートしない。また、タイムアライメントやクロスオーバー周波数、パラメトリックイコライザなどのカスタマイズ機能も簡易的なものになる。カラーリングはシルバーとブラックの2種類を用意する。
■ E1104CDT
最大出力40W×4chのアンプを内蔵したCDレシーバ。DPSや各種設定機能は搭載していない。また、CD部はCD-R/RWの再生に対応するが、MP3ファイルの再生はサポートしない。 S/N比は90dB、ダイナミックレンジも90dBとなっている。
□富士通テンのホームページ
(2004年2月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved. |
|