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NEXX、DivXリアルタイムトランスコード対応PCIカード
-VWeb製のエンコーダを搭載


3月第2週発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:株式会社NEXX
     Tel.03-5322-2927


 株式会社NEXXは、DivXのリアルタイムエンコードに対応したトランスコーダカード「NXCD-750R」を3月第2週より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17,800円前後の見込み。

 パソコンのPCIスロットに装着して利用するトランスコーダカードで、MPEG-2ファイルをDivXへほぼリアルタイムで変換できる。テレビチューナや外部入力端子などは備えていない。

DivXエンコーダはVweb製の「VW2010」

 対応入力形式はMPEG-1/2。出力形式はDivXで、付属のソフトで解像度とビットレート、出力オーディオ形式を選択すると、再生時間とほぼ同時間でDivXへのトランスコードが行なえる。エンコーダチップはVweb製の「VW2010」を採用している。

 対応出力解像度は720×480/704×480/640×480/528×480/480×480/352×480/352×240/176×144ドット、ビットレートは100kbps~12Mbps、オーディオ形式はMPEG-1 Layer1/MPEG-1 Layer2/AC3が選択できる。


付属は入力ファイルと出力先を指定し、解像度/ビットレートなどを調節できるシンプルなもの

 付属ソフトの名称はまだ決定していないが、対応OSはWindows 2000/XP。なお、DivXのプロファイルに沿ったファイルの作成は、製品発売時には対応せず、ユーザーが指定できるのは解像度とビットレート、オーディオ形式のみとなる予定。

 同社では、NXCD-750Rを「初のハードウェアDivXエンコード対応のトランスコードカード」としており、従来のソフトウェアエンコードと比較して約2~10倍の高速なDivXエンコードが可能とアピールしている。


720×480ドット/2MbpsのDivXファイル作成で、Pentium 4 3.06GHz/メモリ1GB搭載のソフトウェアエンコードの半分の時間でエンコード可能

 なお、NXCD-750Rではテレビチューナや外部入力を備えていないため、あらかじめ用意したMPEGファイルを、NXC-750Rを使ってDivXに変換するという利用形態になる。テレビチューナや外部入力に対応したモデルについても「検討している」という。

□NEXXのホームページ
http://www.nexxpro.biz/
□ニュースリリース
http://www.nexx.co.jp/news/PL2004021702.html

(2004年2月17日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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