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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ユーリードシステムズ株式会社は、DVDオーサリングツールの新バージョンとして、「DVD MovieWriter 3」、「DVD Workshop 2 Professional」、「DVD Workshop 2」を4月16日に発売する。価格は以下の通り。
■ DVD MovieWriter 3
素材の読み込みからライティングまでが1つのソフトで行なえる「統合型オーサリングソフト」。DVD±R/RW、RAMの全記録型フォーマットに加え、DVD±VRフォーマットもサポート。さらに、音楽CD、データライティングにも対応した。インターフェイスも変更され、より目的の機能に素早く・簡単にアクセスできるようになったという。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。
新たな機能として、メニューボタンだけでなく、メニュー画面の背景に動画を指定することが可能になった。さらに、プレビュー機能が強化され、トランジション効果や文字タイトルの編集結果もリアルタイムで確認できる。レンダリングを最終工程に持ち越すことで、快適な編集作業を実現したという。 また、オーサリング中にマイクを使ってナレーションなどの音声を吹き込むアフレコ機能を搭載。素材の音声とBGM、ナレーションの音の大きさは簡易的なミキサーで個別に調節できるほか、各クリップの音量を自動的に計算し、音量を平均化する「自動平均化」機能も備えている。
DVD±VRフォーマットに対応したことで、DVD-RAMやDVD±RWディスクの内容をHDDにコピーせず、ディスク上での編集する「オンディスクエディティング」が可能。さらに、DVD-RWにDVDビデオフォーマットで記録したデータを、DVD-RWディスク上で再編集する独自の「高速再編集モード」を新たに搭載した。ただし、同モードを利用するためには、DVD-RWに記録する際に「高速編集モード」で記録する必要がある。
従来からの機能として、1枚のディスクに異なる解像度やビットレートの動画を収録しても、DVD形式に準拠したMPEG-2データならば、再エンコードなしで書き込める「マルチタイトルセット機能」や、「カット編集機能」を搭載。テキストや効果を加えた部分だけをレンダリングする「スマートレンダリング」機能も備える。 音声はドルビーデジタル2chを標準でサポート。静止画のスライドショーディスクを作成する際、BGMの長さに合わせて自動的に静止画を配置する自動調節機能なども備えている。
【対応入力フォーマット】
■ DVD Workshop 2/Professional ブライダルなどのローエンド業務用途を想定した高機能オーサリングソフト。新たに、字幕作成機能を搭載しており、DVDプレーヤーでON/OFFが可能な、市販のDVDビデオと同様の字幕付きディスクを作成できる。 字幕はオーサリング画面で直接入力できるほか、タイムコードを含んだテキストファイルからのインポートにも対応。表示するタイミングを始点・終点で細かく調節できるほか、表示位置もカスタマイズが可能。字幕に使用するフォントやフォントカラーなども指定できる。 字幕編集時にはリアルタイムプレビューが可能。収録可能な字幕の数は、「DVD Workshop 2」が最大2トラック。DVD Workshop 2 ProfessionalではDVD規格の上限である32トラックまで作成できる。
さらに、音声も合計8トラックまで収録可能(DVD Workshop 2は2トラックまで)。音声選択用メニューも作成できる。同社は「マルチトラックの音声と字幕と組み合わせることで、より幅広い用途のディスクが作成できる」としている。
また、メニューのカスタマイズ機能も向上。1つのボタンに複数のチャプターの再生順序を設定する「プレイバックコントロール機能」を搭載しており、「トラック3を再生→トラック1を再生→メニュー画面に戻る」といった複数の動作を1つのボタンに割り当てることができる。 さらに、メニューボタンの形状も増え、円形や平行四辺形、ハート型など、四角以外のボタンも用意。なお、テンプレートは、サムネイル付きが39種類、テキストのみを27種類を用意。素材は、ボタンが32種類、フレームが56種類、オブジェクトも109種類を用意する。
16:9のワイドスクリーンサイズのキャプチャ、編集、エフェクト、合成、書き出しに対応。さらに、ワイドの素材を4:3のディスプレイ、もしくは4:3の素材をワイドのディスプレイで再生した際の再生方法を、レターボックス/パンスキャン/スクリーンフィットなどから選択できる。
Professional版は、DLTへの出力にも対応。対応ドライブが登場次第、DVDの2層記録にも対応するという。また、自社製のUDFドライバを使用し、-VRフォーマットの読み込み、編集に対応。音声は標準でドルビーデジタル2chもサポートする。
なお、Professional版はライティング時にMacrovisionコピーガードをかけることが可能。DLT出力時にはCSSや、リージョンコードも指定できる。対応OSはProfessional版と通常版共通で、Windows 2000/XP。
【対応入力フォーマット】
□ユーリードシステムズのホームページ
(2004年2月24日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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