アイ・オー、LinkPlayer用ファームウェアを再公開 －新たにアスペクト比を修正し、起動時間も短縮

　株式会社アイ・オー･データ機器は26日、17日に公開を中止していた「AVeL LinkPlayer(AVLP1/DVD)」用ファームウェアの公開を再開した。

　新しいファームウェアのバージョンは「04-65-040217-01-IOD-108-000」。

　一部DVDの再生に問題が生じた前バージョン「04-47-040206-01-IOD-108-000」の問題点を改善したほか、新たにD4端子より480iまたは480pで出力している場合に、一部のDVDビデオの再生映像のアスペクト比が異なる問題を修正。さらに、ネットワーク接続がない環境での起動時間も短縮したとしている。

　ファームウェアのアップデートは本体メニューのセットアップから行なう。上記以外の修正内容は以下の通り。

• 特定の文字が含まれるファイルが再生できない場合がある
• 一部のCD/DVDメディアが認識できない場合がある
• AVIファイルを再生後、音楽CDを再生すると再生速度が遅くなる場合がある
• 一部のDVDタイトルでチャプタ番号によるサーチが出来ない場合がある
• ビデオCDのサーチをトラック番号からプレイバックコントロール(PBC)のメニュー画面の番号でのサーチに変更

　なお、サーバーソフト「AVeL Link Server」の最新バージョンは1.01で、2月13日から公開されている。

□アイ・オーのホームページ
http://www.iodata.jp/
□バージョンアップのお知らせ
http://www.iodata.jp/news/2004/03/avlp1dvd.htm
□ファームウェア再公開のお知らせ
http://www.iodata.jp/support/info/2004/avlpdvd2.htm
□関連記事
【2月17日】アイ・オー、LinkPlayer用ファームウェアを公開中止
－一部DVD再生に不具合
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040217/iodata.htm
【2月13日】アイ・オー、LAN対応DVDプレーヤー「LinkPlayer」をアップデート
－iTunesが管理しているファイルを使用可能に
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040213/iodata1.htm

(2004年3月1日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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