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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社ペガシスは、MPEGエンコードソフト「TMPGEnc 3.0 XPress」の店頭販売を4月16日より開始する。価格は8,800円。同時に、ドルビーデジタルプラグイン付属の「TMPGEnc 3.0 XPress with AC-3 Pack」も10,800円で発売する。対応OSはWindows XP/2000。 3月19日からはダウンロード版の販売も行なう。ダウンロード版の価格は、TMPGEnc 3.0 XPressが5,696円、同with AC-3 Packが7,600円。 TMPGEnc 3.0 XPressは、「TMPGEnc Plus 2.5」の機能やインターフェイスを一新したというMPEGエンコードソフト。2003年12月24日にベータ版が公開され、TMPGEnc Plus 2.5の正規ユーザーなどがベータテストに参加していた。 TMPGEnc Plus 2.5との主な違いは、ユーザーインターフェイスの変更、エンコードエンジンとオーディオエンジンの新規搭載、編集機能の強化、WMV9への対応、高圧縮MPEGモードの追加、民生用レコーダで記録したディスクの入力など。 ユーザーインターフェイスは「TMPGEnc DVD Author 1.5」と同じ形式とし、MPEGエンコードエンジンに新開発の「TMPGEnc Advance MPEG1/2 Encode Engine」を搭載した。従来エンジンに比べ、5~30%高速化したという。MPEG-1 Audio Layer2の音質劣化を最小限に抑えるというオーディオエンジン「Advanced Acoustic Engine」も新規に搭載する。 また、動画編集エンジン「Video Mastering Engine(VME)」を新たに採用。YUVの色空間にも対応し、高速化を実現したという。そのため、高速シーク、音声プレビューが可能になった。 WMVの入出力にも対応し、フィルター機能や補正機能を適用できる。CBR/VBR(1パス、2パス各方式)のエンコードが可能で、出力解像度は16×16~2,048×2,048ドット。WMV9では最大7.1chの音声出力設定も可能となっている。 さらに、GOP単位を最大18フレームから60フレーム以上に拡張した「XDVD(eXtended DVD)モード」を搭載し、従来以上の長時間収録と高画質を達成したという。解像度は720×480/702×480/352×480/352×240ドット、VBR記録も可能で、350~9,000kbps(リニアPCM時選択時は8,000kbps)での記録に対応する。4.7GBに最大10時間程度の動画を収録できるという。 そのほか、民生用DVDレコーダで記録したディスク(VR形式)を入力素材として利用できるようになり、編集後にDVDビデオやWMVへのエンコードが可能になった。 なお、「TMPGEnc Plus 2.5」、「TMPGEnc Plus 2.5 for VAIO」、「TMPGEnc DVD Author 1.5」、「TMPGEnc DVD Author 1.5 with AC-3パック」のユーザーを対象とした優待販売を実施する。 優待価格は、パッケージ版のTMPGEnc 3.0 XPressが5,695円、同with AC-3 Packが6,648円。ダウンロード版は、TMPGEnc 3.0 XPressが4,743円、同with AC-3 Packが5,695円となっている。優待販売の受付方法や受付の開始については、Webページやメールニュースなどで発表する予定。
□ペガシスのホームページ (2004年3月5日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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