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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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■ 日立LGと松下電器が5倍速DVD-RAMを参考出品
RAMPRG(RAM Promotion Group)による、DVDパビリオンブースでは、日立LGデータストレージと、松下電器産業が5倍速対応のDVD-RAMドライブを展示した。 ともに参考出展となっているが、日立LGでは「規格も決まり、キーコンポーネントの開発などがかなり進んでいる段階」とのことで、近日中の正式発表を予定、数カ月以内の出荷を見込んでいる。価格も従来モデルとさほど変わらない程度となる予定。なお、従来モデル同様、カートリッジには対応しない。
松下電器のドライブはカートリッジ入りディスクもサポート予定。秋頃の日本市場投入を見込んでいる。日立マクセルは、5倍速対応DVD-RAMメディアを参考出品した。 また、RDVDC(記録型DVD会議)のプレスカンファレンスでは、日立LGがDVD-RAMのロードマップを提示。2005年には16倍速のDVD-RAMドライブを市場投入することが明らかにされた。
そのほかのDVDドライブ関係では、SamsungがDVD+RW DL/DVD+R 16倍速に対応した「SH-W16A」を展示。DVD-R/RWも高速化されており、DVD-Rが12倍速、DVD-RWが8倍速となっている。 また、パイオニアブースでは、DVD-Rの2層記録のモックアップ展示を行なっている。
■ 欧州DVDレコーダ市場に本腰を入れ始めた日本メーカー
DVDレコーダ関係では、あまり目新しい出展は無く、欧州での市場の立ち上がりがこれからといった印象。しかし、松下電器はCeBITでDIGAシリーズ5モデルの投入を発表し、今年より欧州市場でも本格的に市場参入する。 DIGA新シリーズは、DMR-E95H/E85H/E75V/E65/E55の5モデルが3月より順次市場投入される。
また、東芝もハイブリッドレコーダのRD-XS32の投入を発表。ビクターもDVD単体レコーダの「DR-M105」を展示した。
日本以外のメーカーは、DVD+RWレコーダが主流で、Philips、Benqなどが新製品を発表している。Philipsの「HDRW720」は、同社初のハイブリッドレコーダで今春発売。価格は約800ユーロ。80GB HDDを搭載し、DVD+R/RWへの書き出しや直接録画に対応する独自のEPG画面を採用した録画予約が可能で、その操作性の高さをアピールしている。
また、Benqは無線LAN機能を搭載したDVD+R/RWレコーダ「DRD700」を発表。録画したD1解像度までの映像の配信が可能となっている。価格や発売日は未定。 サムスンはDVD-RAM対応のハイブリッドレコーダ「DVD-HR700E」を出展。DVD-RAM/RW/-R、HDDでの記録に対応し、HDD容量は120GB。DV入力やSD/MMC、メモリースティックなどのカードリーダも備えている。
□CeBIT 2004のホームページ (2004年3月23日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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