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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社ケンウッドは、SRS WOWを搭載した2DINサイズのカーオーディオ4機種と、1DINサイズのCDレシーバ、薄型のDVDプレーヤーユニットを各1機種、パワーアンプ2機種、同軸2ウェイのスピーカーユニット4機種の、計12機種を4月下旬から順次発売する。各製品の価格と発売日は以下の通り。
■DPXシリーズ 2DINサイズとしては業界初で初めて、SRSのWOWを搭載。低域再生能力を向上させるTruBassと、音像を上下方向に移動させるFOCUS技術を使用し、車内のどの席でも自然で広がりのあるサウンドが楽しめるという。 さらに、音楽のジャンルにあわせて9モードの音質が選択できる「dB PROイコライザ」や、高・中・低域の3バンドでゲイン、Qファクター、バスブーストの調整を行なう機能も装備。カーナビが音声案内を行なう際に、自動的に音楽をミュートする「3 State NAVI ミュート機能」も備えている。
上位モデルの「DPX-07MD」、「DPX-06MD」はMP3とWMAファイルの再生に対応したCD/MDレシーバ。対応ビットレートは48~192kbps。MP3/WMAのタグ表示にも対応しており、06MDは英・数・カナ、07MDはさらに漢字・ひらがなの表示もサポートする。 07MDは、ローパスフィルタとハイパスフィルタ機能をあわせた「System E's Light」を内蔵。外部アンプやサブウーファなどを追加するなど、システム拡張に柔軟に対応できるという。
DPX-05MDは、06MDからMP3/WMA再生機能を省いたモデル。シルバーとブラック(B)の2種類のカラーリングを用意する。CD/カセットレシーバのDPX-04は、CD-R/RWの再生に対応。なお、MDデッキを内蔵したDPX-07MD/06MD/05MD/05MDBは、MDLPやグループ再生にも対応している。
いずれのモデルもアンプ部の最大出力は、50W×4ch。MOS-FET素子を採用し、リニアリティとS/N比を向上させたという。 ディスプレイ部はDPX-07MDのみ8階調のフルドットFL・ディスプレイを採用。05MD/05MDB/04は、ディスプレイ全体の色を12色から選べる、バリアブルカラーディスプレイを装備。さらに、12色が自動的にゆっくりと変化していくバリアブルカラーモードも備えている。
■FX-9100
MP3とWMAファイルの再生に対応した1DINサイズのCDレシーバ。タグ表示にも対応しており、英・数・カナ・漢字・ひらがなの表示もサポート。SRSのWOWも搭載している。
ディスプレイと操作パネルが電動で切り替えられる、デュアルフェイス機構を採用。各モードで余裕をもったボタン配置や文字表示ができるほか、パワーオフやアクセサリーオフ時には自動的にパネルが閉じるため、盗難予防にも役立つという。 音質面では、DPXシリーズ同様に「dB PROイコライザ」を搭載。さらに、フロント/リアで独立した9段階のハイパスフィルタ機能、サブウーファの高音をカットする4段階のローパスフィルタを備えた「System E's Pro」を内蔵。システムにあわせた音作りができるという。 アンプ部の最大出力は、50W×4ch。DPXシリーズ同様にMOS-FET素子を採用する。ディスプレイは8階調のFLディスプレイ。セキュリティ機能や、ナビ音声割り込み機能も備えている。
■VDP-03 シートの下などに設置できる薄型のDVDプレーヤーユニット。DVDビデオに加え、ビデオCDやMP3ファイルを収録したCD-R/RWの再生に対応。ワイヤレスリモコンやシガーライター電源プラグを付属する。 ドルビーデジタルの同軸出力に対応。レジューム再生機能にも対応する。外形寸法は194×245×54mm(幅×奥行き×高さ)。重量は1.85kg。
■KAC-PS541/521
MOS-FET DC-DCコンバータを搭載したステレオ・パワーアンプ。オン抵抗を少なくすることで、動作時のロスを低減。安定したパワーと高音質を実現したとう。PS541は4chに対応し、定格出力は60W×4ch(4Ω時)、120W×4ch(2Ω時)。521は2chに対応し、125W×2ch(4Ω時)、250W×2ch(2Ω時)となっている。 DPX-07MDなどと組み合わせると、センターユニットからパワーアンプの制御が可能。最大8台までのアンプを接続できる。また、アンプ自体にスピーカーの音質を独立して調整するイコライザを搭載しており、センターユニットのメニュー画面から操作できる。なお、アンプにもディスプレイを装備しており、センターユニットがなくてもイコライジングは調整可能。
外形寸法と重量は、541が446×265×61mm(幅×奥行き×高さ)で4.47kg、521が386×265×61mm(同)で、3.83kg。
■STAGE II LXシリーズ いずれも2本1組の同軸2ウェイユニット。型番がそれぞれウーファの口径サイズを表しており、KFC-LX180は18cm径、LX170は17cm径、KFC-LX160は16cm径、KFC-LX100は10cm径。ツイータはいずれのモデルも1.6cm径を採用している。
ツイータは、自然な高域再生を実現するというファインプロモーションPEIドームツイータを搭載。フラットな周波数特性を実現し、音質が大幅に改善したという。 各ユニットの配置は、ウーファ/ツイータの音の到達時間を計算したUDレイアウトを採用。位相を合わせるだけでなく、第1波の耳への到達時間を合わせることで、クロスオーバー付近の合成波形が理想的な点音源に近くなるという。
フレームには高剛性のアルミダイキャストを採用。大口径ユニットの振動板をしっかりと支えながら、背面のフレームを細くすることで開口部を広げ、冷却効果をの向上を図っている。
□ケンウッドのホームページ
(2004年3月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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