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BDF3社が、ブルーレイディスク製造コストの低減見通しを発表
-1層BD-ROMの量産コストは現行DVD-ROM並に


3月29日(現地時間)発表


CeBIT 2004で展示されたBD-ROMディスク

 松下電器産業株式会社と、Royal Philips Electronicsソニー株式会社の3社は、ブルーレイディスクのROM規格「BD-ROM Disc」の製造コストがDVD-ROM並に低減できる見通しが立ったと発表した。

 3社によれば、シングルレイヤーのBD-ROMは、ディスク1枚あたりの量産コストで、従来のDVDを上回らず実現可能となる見込みという。

 「コンテンツソフト業界がBDソフトを普及させていくためには、BDの製造コストが極めて重要な要素。また、現行DVDとの互換性やコンテンツの違法コピーに対する保護技術などが重要なポイントとなる。青赤両レーザー対応のドライブなどを開発することにより、BDとDVDの間での互換性を実現することができ、すでに複数のメーカーが、書込/読み取りの換性維持が可能なことを証明している。BDフォーマットは、AES128ビットの暗号化技術、最先端の制作プロセスコントロール、さらにはコンシューマー機器とPC機器双方で使える安全キー管理などを含む、強固で総合的なコンテンツ制作システムを可能にする」とし、BDの技術的優位性をアピール。各業界へ支持を働きかけている。

□Blu-ray Disc Foundersのホームページ(英文)
http://www.blu-raydisc-official.org/
□松下電器のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□Philipsのホームページ(英文)
http://www.philips.com/
□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/040330.html

(2004年3月31日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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