◇ 最新ニュース ◇
|
||
【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
||
|
NHKと民放各社は5日、地上デジタル放送とBSデジタル放送のすべての番組において「B-CASカード」による限定受信放送を開始した。放送を受信するには、テレビなど受信機器に対応したB-CASカードを挿入する必要がある。 また、コピー制御信号を加える「コピーワンス(1回だけ録画可能)方式」も同時に始まった。録画した番組はデジタルメディアへのダビングが行なえず、対応メディアへのムーブ(移動)に制限される。
社団法人地上デジタル放送推進協会(D-pa)によると、午後17時までに「コピー制御お問い合わせセンター」に寄せられた問い合わせは、3,385件におよんだ。「カードをなくした」、「カードが付いていたとは知らない」、「カードをどこに挿入するのか分からない」といった内容が多いという。 一方で、録画に関する問い合わせは18時現在、それほどないとしている。 初期に販売されたBSデジタル受信機付属のB-CASカード(2,000番シリーズ)には、コピー制御への対応データ(コンテンツ権利保護対応データ)が書き込まれていない。そのため、2003年10月1日より放送波で送信し、データの書き込みを行なっている。 コンテンツ権利保護対応データの送信は現在も続行されており、未対応カードを1時間ほど受信機器に挿入すれば、コピー制御のかかった番組を受信可能な状態になる。 B-CASカードを紛失した場合は、2,000円、または3,000円で再発行が可能。2,000円と3,000円の違いは利用者まで届く期間で、宅配業者を使う3,000円の場合、2~3日で手元に届く。 コピー制御方式に関する問い合わせは下記まで。時間は8時から22時。ただし、問い合わせの件数しだいでは「明日以降、受付け時間を変更するかもしれない」(D-PA)という。 ●コピー制御お問い合わせセンター(8~22時)
□D-paのホームページ [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
|
|