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ユーリードシステムズ株式会社は、DVD±VRフォーマットに対応したビデオ編集ソフト「VideoStudio 8」を6月18日に発売する。通常板とアップグレード版、アカデミック版など計6種類を用意しており、価格は下表の通り。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP。
映像や静止画の素材を登録、任意のスタイルを選択すると、音楽、オーバーレイ、トランジション、ビデオフィルタなどの編集作業を自動的に行ない、3ステップでオリジナルムービーが作れるという「おまかせモード」を新たに搭載。高機能な編集モードに手軽な編集モードを加えることで、初心者を含めた幅広いユーザー層をターゲットにしている。
自動編集時に選択できるスタイルは14種類。大きな特徴として、自動的に編集された映像のカスタマイズが可能となっており、簡単な操作で高機能な編集メニューに移動できる。ビデオフィルタは35種類、トランジションは114種類を用意。 映像の上に映像素材を重ね、画面上でリサイズや移動が可能な「オーバーレイステップ」や、タイトルの作成・アニメーション機能など、各種編集機能を備える。また、音声面では映像を見ながらリアルタイムにボリュームが調節できる「ラバーバンド機能」、ノイズ除去やノーマライズなどの音質調節、フェードイン/アウトなどの特殊効果も利用できる。 さらに、静止画のスライドショー機能も強化されており、パンやズームなどを使って静止画を効果的に見せることが可能になった。なお、同編集処理は「おまかせモード」でも自動的に適用される。
映像サイズは16:9のワイドスクリーンフォーマットでのキャプチャや編集、書き出しに対応。DVD±VRフォーマットにも対応している。DVDオーサリング機能としては、30種類のDVDメニューテンプレートを利用でき、同テンプレートの簡単なカスタマイズ機能も備えている。 【入力・編集可能なフォーマット】
■ 動画編集未経験者やデジカメユーザーを取り込む
東京・渋谷の「J-POP CAFE SHIBUYA」で行なわれた発表会で、下村慶一社長は「アテネオリンピックやハイブリッドレコーダの人気を受け、家庭内のデジタルエンターテイメントが注目を集めている。ユーリードとしてはこのデジタルエンターテイメントをより身近にする製品展開を進めていきたい」とし、VideoStudio 8のユーザーフレンドリーな面をアピール。 さらに、静止画のエフェクト機能を強化したことに関連し、「新規ユーザー層として、今まで映像編集をしたことがない人や、デジタルカメラを使っているユーザー、携帯電話で見る動画を制作するモバイルコンテンツ分野も視野に入れている」と語った。 なお、価格は未定だが、VideoStudio 8のリリースと同時期に、3G携帯電話の動画フォーマットに対応するVideoStudio 8用のプラグインのダウンロード販売も計画しているという。 また、同社ではVideoStudio 8のリリースを記念して、学校やPCスクールなどの教育機関にVideoStudio 8を無償貸し出しするキャンペーン「VideoStudio 8情報機関 もっともっと支援888校キャンペーン」を実施する。詳しい内容は5月1日に同社のWebサイトで公開される予定。 さらに、恒例となっているショートムービーコンテストの第5回も開催される。作品の募集期間は6月18日から9月30日まで。こちらの詳しい内容も、後日同社のWebサイトで告知される。
□ユーリードのホームページ
(2004年4月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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