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株式会社テイツーは、4月15日に東京・秋葉原電気街の中央通沿いにインターネットカフェ「アイ・カフェ」と、古本や中古のDVD、ゲームソフトなどを取り扱う「古本市場」を同時オープン。17日には開店を記念し、OVA「マクロス ゼロ」の河森正治監督と出演声優を招いてトークショーを開催した。 新店舗のアイ・カフェ/古本市場 AKIBA PLACE店は、中央通沿いの元T-ZONE. AKIBA PLACEビルの5階から8階までのスペースに展開。古本市場が5、6階、アイ・カフェが7、8階を占めている。マクロス ゼロのトークショーは8階の特設会場で行なわれた。
■ 人類種の起源と幸せに迫ったアニメ
マクロス ゼロは、20年以上続く人気シリーズ「マクロス」の最新作で、TV版「超時空要塞マクロス」の前史を描いた作品。未開の島・マヤンに流れ着いた統合軍のエースパイロット・工藤シンと、島で暮らす不思議な能力を持ったノーム姉妹の交流を軸に、自然、文化、戦争の関わりと、人類種の起源を探る意欲作。もちろん、「人型に変形する戦闘機」、「歌の力」、「男女の3角関係」という「マクロス3大要素」も継承している。 シリーズは全5話で、DVDはバンダイビジュアルから3巻までリリース済み。第4巻は5月28日に発売される。3DCGを多様した戦闘シーンや、ドルビーデジタル5.1chのサラウンド音声を収録するなど、AV的にも魅力的な作品になっている。
イベントに出席したのは、河森正治監督と、サラ・ノーム役の小林沙苗さん、マオ・ノーム役の南里侑香さんの3人。作品の取材でタイやマレーシアの島々に2度足を運んだという河森監督は、ジャングルの散策やナイトダイビングの経験を通じて、「未開の自然が持つ美しさ、人々の純粋さなどを強く感じた」という。
監督が感動したという情景は、先行上映された第4巻の中でも多く描かれており、戦闘機や戦争といった文明の対比として、森を埋め尽くす蛍の群れなど、美しい自然のシーンが効果的に使われている。 質問コーナーでは「自然と共に生きる原始的な暮らしと、便利だが戦争なども生み出した文明的な暮らしのどちらに、キャラクター達の幸せがあるのか?」など、作品の根幹に関わる質問も飛び出し、河森監督は「私自身、取材で自然の素晴らしさに感動しながら、戦闘機やロボットが大好きで、アニメの中で様々なメカを動かしている。非常に難しい問題だ」と話した。文明的なシンに惹かれるノーム姉妹が、どちらの生活を選ぶのか、第5巻で描かれる結末にも注目したい。
□マクロス ゼロのホームページ
■ 秋葉原に健康的で快適な空間を
トークショーの冒頭、挨拶に立ったテイツーの大橋康宏取締役は、「古本市場では20万冊を超える本、1万枚のDVD、3万枚のCDを用意した。アイ・カフェでは空間を広く使い、ゆったりとしたスペースでくつろげるようになっている。また、座席にフル・フラットシートやマッサージチェアを導入。飲み物も様々な種類を用意しているので、ぜひここで疲れを取って、楽しんでいただきたい」と、同店舗の魅力を語った。 なお、古本市場の営業時間は午前10時から午後10時まで。アイ・カフェは24時間、年中無休で営業している。座席数は165席。なお、アイ・カフェはWebブラウジングやネットワークゲームコーナーだけでなく、5万冊のコミック、200種類のマガジン、新聞なども用意。 個室ではテレビゲーム、テレビ鑑賞、ビジネス用にも使えるプリンタなども完備するほか、プラズマテレビとサラウンドスピーカーを設置したシアタールームや、シャワールームも設置されている。なお、アイ・カフェは会員制となっており、利用時には会員登録が必要(会費105円、オープンキャンペーン中は無料)。ただし、登録せずに利用できるオープンスペースも用意している。
□テイツーのホームページ
(2004年4月19日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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