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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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沖電気工業株式会社は、マイクアンプとヘッドフォン、スピーカー駆動用のデジタルアンプをワンチップ化したLSI「ML2308」のサンプル出荷を6月から開始する、量産出荷は9月を予定しており、サンプル価格は1,000円。月産30万個の出荷を目指すという。 ML2308は、デジタルビデオカメラやボイスレコーダなどへの組み込みを想定したLSI。1bitΔΣ方式のAD/DAコンバータを搭載しており、CDと同等の高音質な音声の録音再生が可能になるという。 さらに、同社独自の音声圧縮機能であるADPCMや、Windowsで標準搭載されているμ-Law PCM方式に対応。長時間の録音再生用途にも適しているという。録音再生時のS/Nは88dB。ヘッドフォンとスピーカの駆動用アンプにデジタルアンプを採用したことで、出力電力効率は約80%と、従来モデルの2倍以上に向上している。 コマンド機能として、早聞き・遅聞き機能も搭載。パッケージは48ピンQFNで、パッケージサイズは7.2mm×7.2mm(縦×横)となっている。 なお、同社はML2308用に開発したオーディオ信号処理部とスピーカ駆動用デジタルアンプ部を、LSIの機能モジュールであるIPとして、ASIC向けの組み込み機能としても提供する予定。
□沖電気工業のホームページ
(2004年4月23日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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