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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社デノンは、オートセットアップ、ルームEQ機能を搭載した7ch AVアンプ「AVC-2890」を5月下旬に発売する。価格は115,500円。
AVC-2890は、定格135W×7ch(6Ω)、実用最大出力150W×7ch(6Ω)のAVアンプ。全チャンネル同一パワー、同一レスポンスのディスクリート構成を採用している。 対応サラウンドフォーマットは、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルEX、ドルビープロロジックIIx、DTS、DTS-ES、DTS96/24、Neo:6、AAC。 3月下旬発売の「AVC-3890」に続き、付属マイクを使ってスピーカーの初期設定を行なう「オートセットアップ機能」と、リスニングルームの周波数特性を最適化する「ルームEQ」を搭載している。オートセットアップは「スピーカー接続」、「スピーカーサイズ」、「スピーカーレベル」、「スピーカー距離 」、「スピーカー位相」を自動で設定。ルームEQは、オートの場合に8バンドのパラメトリックEQで補正し、1回の測定で「NORMAL」、「FRONT」、「FLAT」の3パターンを設定する。 DSPは32bitの第3世代SHARCを採用。200MHzで動作し、従来の2倍の信号処理が可能。「サラウンドデコード処理についても飛躍的に精度を高めた」としている。 また、S映像やコンポジット入力からの信号を変換して、コンポーネント端子から出力する「ビデオコンバージョン機能」を装備している。S映像からコンポジットへのダウンコンバージョンも行なえる。 メイントランスとマイコン用トランスを個別に搭載。また、各回路ブロックを電源から分離することで、回路間の干渉を低減している。整流回路には、高性能の整流ダイオードと新開発の大容量ブロックコンデンサーを採用。安定した電源供給を実現したという。 映像入力は、コンポーネント(RCA)×1、D4×2、S映像×7、コンポジット×7。映像出力は、コンポーネント(RCA)×1、D4×1、S映像×3、コンポジット×3。音声入力は同軸デジタル×2、光デジタル×5、アナログ2ch×11、アナログ8ch入力×1。音声出力は、光デジタル×2、REC OUT×3、7.1chプリアウト×1。 そのほか、高音質化機能として、「ピュアダイレクトモード」や、「AL24 Processing」(フロント2ch)を採用。また、最大6フレームのオーディオディレイ、OSD、ミューティングレベル設定などを搭載。外形寸法は434×429×171mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13.5kg。 http://denon.jp/ □ニュースリリース http://denon.jp/company/release/avc2890.html □関連記事 【3月15日】デノン、自動音場補正機能搭載のAVアンプ -新DSP/デザイン採用。EL学習リモコンを同梱 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040315/denon.htm 【2003年2月10日】デノン、上位モデルの機能を継承したミドルクラスのAVアンプ -DTS 96/24対応。ステレオアンプ機能を強化 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030210/denon.htm (2004年4月28日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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