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株式会社角川ホールディングスは26日、映画製作・配給会社のドリームワークスLLCに1億ドルを出資し、作品の供給契約を締結したと発表した。これにより、角川ホールディングスは日本国内における、ドリームワークス作品の独占的配給権、DVD・ビデオソフトの販売権、商品化権、出版権などを取得する。 具体的には、2005年1月1日以降に劇場公開される35作品(保証作品数)の配給権と、国内未公開7作品の配給権。2004年10月以降にビデオ・DVD化される35作品(保証作品数)と、国内未公開作品7作品、過去にビデオ化された作品の一部のビデオ・DVD販売権など。 出資金額は総額1億ドル。これにより、角川ホールディングスの出資比率は2.83%となる。なお、同社は今回の契約について「海外作品の買い付けにおける権利金額は高騰しており、1作品10億円を下らない場合も多い。今回の出資では1作品あたり3億円で、配給だけでなく、ビデオやDVDの販売、商品化、出版権まで取得したことになる」と説明。 同社はドリームワークスの作品群を加えることで、今期の同事業の売上高を約35億円、来期は150億円を見込んでおり、営業利益率も6~7%確保できるとしている。 ドリームワークスは映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏らが設立した映像製作会社。「ディープ インパクト」、「A.I.」、「マイノリティ・リポート」、「シュレック」などの映画作品や、テレビドラマ「テイクン」シリーズなど、多くの人気タイトルを手掛けている。
□角川ホールディングスのホームページ
(2004年4月28日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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