ライブドア、音楽CDのMP3変換代行サービス「livedoor エンコーダー」 －作業料は1枚199.5円で50枚単位。CCCDはサービス対象外

4月30日サービス開始

　株式会社ライブドアは、ポータルサイト「livedoor」の新サービスとして、ユーザーから送られた音楽CDをMP3に変換するサービス「livedoor エンコーダー」を4月30日より開始した。

　livedoor エンコーダーは、ユーザーから送付された音楽CDをライブドアがMP3へ変換し、CD-RやDVD-Rなどのメディアに記録。MP3を記録したメディアをユーザーに返送するサービス。サービスの利用にはlivedoor会員登録(無料)が必須となる。

　注文単位は1枚以上で価格は50枚単位となっており、1～50枚までの場合の作業料は9,975円(50枚注文時199.5円/枚)。51～100枚までは19,950円で、以下50枚単位での注文が行なえる。エンコード作業料には、CD-RやDVD-Rなど記録媒体の料金も含まれているが、送料が別途1,029円必要となる。なお、作業にかかる期間は「CDを預かってから1～2週間」としている。

　5月末まではオープニング記念キャンペーンを実施しており、5月中のエンコード作業料は1～50枚で8,400円(1枚168円)。

　エンコード形式はMP3のみでビットレートは128kbps。サービスの対象となるのは音楽CD(CDDA)のみで、コピーコントロールCD(CCCD)やDVDオーディオ、SACDなどからのエンコードは行なわない。

　ユーザーに送付する記録媒体としてCD-RやDVD-Rのほか、有償で外付けのHDDやポータブルHDD、HDDオーディオプレーヤーなども用意している。

　なお、同社では違法行為を防止するために、以下の自主規制を設けている。

• 一目見て海賊版とわかるCDからのデータ変換は行なわない
• CD-Rなど、書込み可能な記憶媒体からのデータ変換は行わない
• 預かったCDを2つ以上の記憶媒体に保存しない
• 同一人物から同じCDが2回送られてきた場合は、2回目以降そのCDについてはデータ変換を行なわない
• 利用規約で、サービスを利用する個人に対し、変換後のデータを私的利用のみとし、公衆送信可能な状態に置かないことを約束

□ライブドアのホームページ
http://www.livedoor.com/
□ニュースリリース
http://corp.livedoor.com/pressroom/pressrelease/content?id=301
□livedoor エンコーダーのホームページ
http://encoder.livedoor.com/

(2004年5月6日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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