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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社ソニー・コンピュータエンターテインメント(SCEI)は、携帯ゲーム機「プレイステーション・ポータブル(PSP)」を2004年末に日本市場に投入すると発表した。欧米市場では2005年春より順次発売を開始するという。
外形寸法約170×74×23mm(幅×奥行き×高さ)、重量約260gと小型の携帯型ゲーム機。本体カラーはブラックのみ。本体にはアスペクト比16:9の480×272ドット/4.3型TFT液晶ディスプレイを装備し、最大輝度は200cd/m2。CPUは専用のPSP CPUで、コアクロックは333MHz。メインメモリは32MB、内蔵eDRAMは4MB。 ソフトの供給メディアとして新開発の60mm径光ディスク「UMD(ユニバーサル・メディア・ディスク)」を採用する。記録容量は1.8GBで、ディスク固有IDや128bit AES暗号の採用などにより、著作権保護対策を施しているという。
PSPのUMDドライブは再生専用となっている。UMDでは、PSP Game/UMD Audio/UMD Videoの3つのプロファイルが用意され、UMD Audioは音声形式としてATRAC3plusとPCMをサポート、UMD Videoは映像形式としてMPEG-4 AVC(H.264)、音声形式はATRAC3plus、字幕PNGをサポートしている。リージョンコードやパレンタルロックなどのアクセス制御技術も備えている。 PSPの発表に合わせて99社のゲームメーカーが参入表明を行なっている。UMD VideoやUMD Audioなどのデジタルコンテンツ向けプロファイルも策定しているため、映画、音楽業界からの参入も期待されるが、SCEIでは、「各業界から、問い合わせや相談も頂いており、これらの要望を受け“UMD”を新しいエンタテインメントコンテンツを供給する媒体としても、その可能性を広げていく」と説明している。 IEEE 802.11bの無線LANやUSB 2.0、メモリーステイック PRO Duo、IrDA、IR Remoteなども装備。また、ステレオスピーカーも内蔵している。無線LANやUSB経由で、パソコンなどからメモリースティック PRO Duoへのコンテンツ/データ転送が可能となっている。電源は内蔵リチウムイオンバッテリ。 キーパッドはプレイステーションやPS2の基本操作体系を踏襲し、上下左右の方向キーと、アナログパッド、決定キー(△/○/×/□)、L/Rキー、START/SELECT/HOME、電源、ボリューム、無線LAN ON/OFF、UMD EJECTキーなどを装備する。
□SCEIのホームページ (2004年5月12日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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