日本エリート、AV機能搭載のキューブ型PC自作キット －Linuxベースの独自OS「EZ-CINEMA」でDVDなどを再生可能

EZ-Buddie2

6月10日発売 標準価格 ： オープンプライス

　日本エリートグループ株式会社は、キューブ型ベアボーンキット「EZ-Buddie2」(EZ2-D21I4-3)を6月10日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は41,800円前後の見込み。

使用イメージ(スピーカーは別売)

　Soclet 478(FSB400/533/800MHz)に対応したPC自作キット。チップセットはi865G/ICH5。1000BASE-T対応Ethernet、IEEE 1394、USB 2.0、SD/MMC/メモリースティック/スマートメディアカードスロット、CFカードスロットなどのインターフェイスを備えている。

　特徴は、Linuxによる独自OS「EZ-CINEMA機能」を搭載したこと。HDDやWindowsのインストールなしで、DVD、ビデオCD、音楽CD、FMラジオ、メモリーカード内のMP3再生などに対応する。FMラジオモジュールはOSとは独立して動作し、目覚ましラジオとしても使用できる。

　フロントパネルには、EZ-CINEMA専用の電源ボタンや、再生/一時停止、停止、早送り、早戻しなどの操作ボタンを搭載。リモコンも付属し、PCとEZ-CINEMAの切替もリモコンから行なえる。

　アルミ筐体、ヒートパイプ、外付け電源を採用。CPUを強制的にクロックアップ/ダウンする「Magic Tuner」機能や、システム監視用の表示パネル「EZ-WATHER」も搭載する。

　オーディオは6ch出力に対応。音声入出力として、ヘッドフォン、マイク、光デジタル出力を装備。FMアンテナ端子、アナログRGB出力も備える。外形寸法は180×220×320mm(幅×奥行き×高さ)。

(2004年5月21日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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