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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社インターコムは5日、独自データ圧縮技術を採用したソフトウェアMPEG-2トランスコーディングエンジンを開発したと発表した。録画機能付きパソコン、オーサリングソフトなどへのOEM供給を図るほか、自社ソフトへの組み込みを予定している。 従来の再エンコード処理では、いったん無圧縮の動画データにデコードしてから目的のサイズにエンコードし直していた。今回発表のエンジンでは、途中までデコードし、その状態から目的のサイズにトランスコーディングを行なう。そのため、処理の簡略化と作業時間の短縮化を実現したという。 同社のテストによると、4.3GB(60分)のMPEG-2データを50%の2.15GBに圧縮する場合、他社ソフトでは1時間39分12秒、同エンジンでは12分26秒で完了したという(測定環境はPentium 4 3GHz、メモリ512MB、Windows XP Professional)。 画質面では、同社の「ダイナミック指数演算方式」を利用することで、「オリジナル映像と遜色ない」としている。 ダイナミック指数演算方式は同社が4月に発表したアルゴリズムで、ブロックデータの出現や圧縮パターンを分析、パターンテーブルに沿った高効率の変換処理を行なうもの。同アルゴリズムを採用したエンジンは国内初としている。 □インターコムのホームページ [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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