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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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パイオニア株式会社は、DVD+R DLの4倍速書き込みに対応したDVD±R/RWドライブ「DVR-A08-J」を7月下旬から発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後の見込み。ボディカラーはピュアホワイト/ブラック(-BK)/シルバー(-SV)が用意される。対応OSはWindows 2000/XP。
ATAPI内蔵型の記録型DVDドライブ。2月発売の「DVR-A07-J」から、記録速度を高速化し、DVD±Rの16倍速記録に対応。また、2層記録DVD+Rの「DVD+R DL」の4倍速記録もサポートした。DVD-R 16倍速、DVD+R DL 4倍速対応ドライブは「DVR-A08」が世界初となる。 DVD±R 16倍速対応のメディアは現在発売されていないが、同社指定の8倍速対応高速メディアを利用することで16倍速記録が行なえる。また、DVD+R DL 4倍速は現在発売中の三菱化学製の2.4倍速メディアなどに、同社独自の高速化技術などにより高速記録を実現するという。なお、対応メディアの詳細は同社ホームページで公開する予定。 DVR-A07-Jと同様に、液晶チルト機構(液晶収差補正機構)、スマートレーザードライバ技術、UltraDRAなどの独自技術を搭載。DVD+R DLの4倍速記録の実現にあたっては、メディアの反りによる信号面の傾斜や厚みのバラつきに対して発生する収差を液晶によって補正する「液晶収差補正」の採用により、2層記録時の記録精度の向上が図られたことが大きく貢献しているという。なお、DVD+R DLのメディアタイプ(BookType)はDVD-ROMとし、再生互換性を高めている。 記録速度は、DVD±Rが16倍速、DVD±RWが4倍速、DVD+R DLが4倍速。CD-R 32倍速、CD-RW 24倍速。バッファ容量は2MB。DVD-RAMの読み込みにも対応する。従来モデルと同様に使用状況に応じてメディアの回転速度を自動制御する「アドバンスド静音ファームウェア」を搭載。また、ドライブ速度を手動で調整できる「静音ユーティリティ」もバンドルされる。 ソフトウェアはDVDオーサリングソフト「MyDVD」と、ライティングソフト「Record now!」、DVDプレーヤーソフト「CinePlayer」、パケットライトソフト「DLA」、バックアップソフト「Simple Backup」などがバンドルされる。また、パソコンのドライブベイ形状が標準のトレイパネルと合わない場合に利用できる取替え用パネル(幅130mm×高さ15.6mm)も付属する。 □パイオニアのホームページ (2004年7月13日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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