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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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PhilipsとHPは5日(現地時間)、DVD+R/RW、DVD+R DL向けのビデオコンテンツ保護規格「Video Content Protection System(VCPS)」が、米国連邦通信委員会(FCC)の承認を取得。製造業者向けにライセンスプログラムを開始したと発表した。 VCPSは、PhilipsとHPが開発したコンテンツ保護規格で、コードネーム「Vidi」として推進されていた。VCPSではFCCが承認したデジタルテレビ放送向けの著作権保護技術「Broadcast Flag」に対応する。 Broadcast Flagは米国のデジタル放送向けの規格。放送波に埋め込まれて配信され、テレビやレコーダなどの受信側で内蔵したキー認証ICがチェック、再生・録画の許可を出すというもので、インターネットを通じた不特定多数への配信を防ぐ。 VCPSに対応したレコーダとメディアを利用することで、Broadcast Flagで保護されたコンテンツのDVD+R/RWディスクへの記録/再生などが可能となる。FCCでは、2005年7月以降に米国で製造されるビデオレコーダについて、Broadcast Flagへの対応を義務付けている。 なお、VCPSは容易にPCやDVDレコーダ/レコーダに実装可能で、VCPS対応によるDVD+R/RWディスクなどのコストアップにはつながらないとしている。 Philipsの光ストレージ部門グローバルマーケティングマネージャーのFrank Simonis氏は、「VCPSは、DVD+RWが業界で最も低コストかつ高パフォーマンスな規格であることを証明するとともに、コンテンツ産業が求める保護技術を高いユーザービリティと容易さで実現する」とコメントしている。 □HPのホームページ (2004年8月9日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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