東北新社、DVD「ロスト・イン・トランスレーション」を発売 －メイキングや「Matthew's Best Hit TV」の未公開映像も

※ジャケットではありません

12月3日発売 標準価格：3,990円 品番：TBD-1101

　ディスクは片面2層で、本編の収録時間は約102分。映像はビスタサイズをスクイーズ収録。音声は英語をドルビーデジタル5.1chとDTSの2種類で収録、日本語はドルビーデジタルステレオで収めている。字幕は日本語と吹替え用を用意。

　特典映像として、約30分のメイキングや、ビル・マーレイがボブ役で出演したテレビ番組「Matthew's Best Hit TV」を全編収録する。さらに、ミュージックビデオや主演のビル・マーレイと監督のソフィア・コッポラによる対談なども収めている。

　「ロスト・イン・トランスレーション」は、第76回アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞したソフィア・コッポラ監督の作品。ウィスキーのCMを撮影するために来日したハリウッドスターのボブ(ビル・マーレイ)。今ひとつうまくいかない妻から逃れる口実と、200万ドルのギャラにつられて引き受けた仕事だったが、言葉の通じない撮影現場で次第に疎外感を強めていく。

　一方、写真家の夫に付き添って来日した新婚のシャーロット(スカーレット・ヨハンソン)は、仕事に明け暮れる夫に見放され、ホテルの部屋に取り残されていた。居場所のない2人は偶然ホテルで出会い、打ち解け、一緒に街へ出かけるようになる。

　異邦人である2人が互いの孤独や悩みを感じ取り、心を通わせていく過程を繊細に描いて高い評価を得た。また、日本公開時には、ソフィア監督が日本人とは異なる目線でとらえた「東京」も話題となった。そのほかの出演は、ジョバンニ・リビシ、アンナ・ファリス、林文浩ほか。

□東北新社のホームページ
http://www.tfc.co.jp/
□映画の公式サイト
http://www.lit-movie.com/

(2004年8月25日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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