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ビクター、カラー有機ELディスプレイ搭載のCDレシーバ
-ボイスサポートシステム搭載の下位モデルなど計8機種


KD-SHX929はカラーの有機ELディスプレイを搭載
10月上旬発売

標準価格:9,450円~73,500円

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 日本ビクター株式会社は、業界最高となる32,768色表示が可能な有機ELディスプレイを搭載したCDレシーバなど、カーオーディオ関連製品8機種を10月上旬に発売する。各モデルの型番や仕様、価格は下表の通り。

品名
シリーズ名
型名
価格
発売時期
WMA/MP3対応
CDレシーバー
デジファイン2.1
KD-SHX929
73,500円
10月上旬
WMA/MP3対応
CDレシーバー
-
KD-LHX500-S
52,500円
CDレシーバー
-
KD-C222
-A/-B/-W/-P
17,325円
16cm2WAY
セパレートスピーカー
-
CS-VT160
26,250円
16cm2WAY
コアキシャルスピーカー
-
CS-V165
21,000円
16cm2WAY
コアキシャルスピーカー
-
CS-E1626
9,450円
アクティブ
サブウーハー
-
CS-GP1
46,200円


■ KD-SHX929

KD-SHX929

 カラー表示が可能な有機ELディスプレイを搭載したCDレシーバ。音楽再生時に様々な静止画や動画を表示できるほか、ユーザーが任意の画像を表示できる「3-D Drive」機能を搭載。専用のWebサイトからダウンロードした画像や、付属のソフトウェアで作成した画像をCD-R/RWに記録し、レシーバに登録できる。

 ドライブ部は音楽CDに加え、CD-R/RWに収録したMP3/WMAファイルの再生もサポート。WMA/MP3の日本語タグ表示もサポートする。また、同社がホームオーディオ用製品に搭載している独自の高音質化回路「CCコンバータ」を搭載しており、あらゆるソースを高品位に再生するという。

 さらに、7パターンの音場設定が可能な「i-DSP」や、車種に合わせて音場特性を3段階に設定できる「タイムアジャストメント」、7バンドのイコライザ「i-EQ」、圧縮オーディオの音質を補完する「BBEデジタル」などの機能も利用できる。

 さらに、高いS/N比とダイナミックレンジを実現するという「Advanced Multi-bit DAC」を採用。ハンズフリー携帯電話使用時やナビゲーションシステムの音声案内時に、自動的にオーディオの音量を消す「ミューティング機能」なども備えている。

 FM/AMチューナを内蔵。アンプ部の最大出力は50W×4ch。入出力端子は、アナログ音声出力を2系統、サブウーファプリアウトを1系統、アナログ音声入力を1系統、BUS入力(DIN)を1系統備える。



■ KD-LHX500-S

 上位モデルのSHX929から、有機ELディスプレイやCCコンバータ、i-DSP/EQ、BEEデジタルなどの機能を省いた低価格モデル。ディスプレイはLCDで、タッチパネル仕様。Advanced Multi-bit DACや3-D Driveなどは装備しており、WMA/MP3ファイルの再生もサポートする。アンプ部の最大出力は50W×4ch。

KD-LHX500-S

 独自の機能として操作内容を音声で知らせる「ボイスサポートシステム」を搭載。ディスプレイに表示されたアイコンなどに触れると「メニュー」、「設定」など、操作状況を音声で知らせてくれる。なお、音声が流れるのは主要30個の操作のみで、各項目の細かい設定ではビープ音が鳴る。

 音声と画面表示は日本語と英語の2種類を用意する。入出力端子もSHX929と同じ。



■ KD-C222

KD-C222のブルーモデル

 4色のカラーリングを用意したCDレシーバ。ブルー(A)、ブラック(B)、ホワイト(W)、ピンク(P)から選択できる。音楽CDに加え、CD-R/RWディスクの再生に対応するが、MP3/WMAファイルの再生はサポートしない。J-BUS拡張端子を外部入力端子に変換するアダプタ「KS-U57」を別途使用すると、CDチェンジャなどが接続できる。

 音質調整機能として、6パターンのCEQ(カスタマーイコライザ)を搭載。AM/FMチューナを内蔵しており、交通情報を瞬時に受信できる「TIボタン」も備えている。

 アンプ部の最大出力は45W×4ch。入力端子はアナログ音声とBUN入力(DIN)を各1系統装備する。

左からブラック、ホワイト、ピンク


■ CS-VT160/V165

 従来モデルと異なり、レシーバに内蔵されたアンプに最適なチューニングを施したというトレードインスピーカー。どちらのモデルも2ウェイ2スピーカーだが、VT160がセパレート、V165が同軸2ウェイとなっている。

 どちらも低域用に16cm径のファイバーコーンユニットを採用。ツイータは、VT160が2.5cm径のチタンドーム、V165が2.5cm径のPEIバランドツイータとなっている。再生周波数帯域は35Hz~50kHz。定格入力はVT160が40W、V165が35W。インピーダンスはどちらも4Ω。重量はVT160のツイータが60g、ウーファが770g。V165は780gとなっている。

左からCS-VT160、CS-V165


■ CE-E1626

CE-E1626

 16cm径のアラミドファイバーPPコーンのウーファと、2.5cm径のPEIバランスドツイータを採用した同軸2ウェイスピーカー。

 定格入力は30W。再生周波数帯域は40Hz~30kHz。重量は670gとなっている。


■ CS-GP1

CS-GP1

 16cm径のコーンユニットと、25cm径のコーンユニットを各1基搭載したアクティブサブウーファ。25cm径ユニットがスーパーバス用として機能し、16cm径ユニットはバス用として低域から中低域までをカバー。通常のウーファだけでなく、ローパスフィルタの切り替えで5.1chサラウンド用のサブウーファとしても機能する。

 再生周波数帯域は20Hz~200Hz、もしくは20Hz~500Hz。最大出力計300W(2Ω)のアンプを内蔵している。入力端子は、純正カーステレオにも接続できるスピーカーとRCAピンプラグの2ウェイ入力仕様。重低音と低音それぞれのレベルを表示する自発光タイプの2連アナログメータを搭載する。

 外形寸法は458×308×278mm(幅×奥行き×高さ)。付属品を省いた重量は12kg。手元で音量調節ができるワイヤードリモコンが付属する。


天板と底板にウーファを装備したダブルウーファ仕様 自発光タイプの2連アナログメータを搭載する

□日本ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/press/2004/kd-pav7000.html
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040907/victor1.htm

(2004年9月7日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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