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エプソン、輝度2,600ルーメンの液晶データプロジェクタ
-1.6倍ズームレンズ、入力信号自動検出機能搭載


9月上旬発売

標準価格:448,000円

連絡先:プロジェクターインフォメーションセンター
     Tel.0570-004110


 セイコーエプソン株式会社は、輝度2,600ルーメンの液晶データプロジェクタ「EMP-821」を9月上旬に発売する。価格は448,000円。

 EMP-821は、独自開発の0.8型1,024×768ドットのHTPSを3枚使用し、輝度2,600ルーメン、コントラスト比500:1を実現した液晶プロジェクタ。1.6倍手動ズームレンズを備え、最短1.8mで60型を投写できる。さらに、高さ調整の脚は「単脚」となっており、左右の脚の長さの違いを気にすることなく水平調整が行なえる。また、縦方向の台形歪みを自動的に補正する「自動台形歪み補正機能」も備えている。

 映像入力はアナログRGB/コンポーネント兼用(D-Sub15pin)×2、コンポジット×1、S映像×1の4系統を搭載。加えて、音声入力も4系統(ステレオミニジャック)装備し、音声設定を変更せずに各映像入力に対応した音声を出力できる。本体には5W出力のモノラルスピーカーを内蔵するほか、ステレオ音声出力(ミニジャック)や、アナログRGB(D-Sub15pin)出力も備えている。なお、アナログRGBとコンポーネントビデオ信号は自動認識される。

 さらに、映像ソースを切り替える際に、入力検出ボタンを押すだけで、信号が入力されているソースだけを自動的に検出して投写する「入力信号自動検出」機能 も装備。またカラーモードに、黒板に投写しても通常のスクリーンに投写したときの色合いを再現するという「黒板モード」も採用している。

 操作パネルも日本語表記を従来モデルから継承しているだけでなく、使用する順番や頻度にあわせてボタン位置をレイアウト。電源投入から画面投写まで2ボタンで準備を完了する。また、「ヘルプ」ボタンでは解決の方法が表示されるだけでなく、解決のための操作画面まで導いてくれる機能も備える。

 排気は前面で行ない、ファンノイズは30dB(低輝度モード 1,900lm時)の静音設計。電源オンから映像を投写するまで約7秒、電源オフ後のクールダウンも約20秒で終了し、電源投入時に「ピッ」、クールダウン終了時に「ピッピッ」とビープ音が鳴り、電源コードの抜くタイミングがわかるようになっている。

 外形寸法は350×272×109mm(幅×奥行き×高さ)、重量約4.0kg。消費電力は280W。肩掛けができる、ケーブルなどもまとめて収納可能な「ソフトキャリングケース」や、リモコンなどが付属する。付属リモコンのボタンレイアウトは、「プレゼンテーション用」と「プロジェクター設定用」に二分されており、「プレゼンテーション用」については、押し間違いのないようにボタン間隔を広くとられている。また、ポインタ機能も備えている。

□エプソンのホームページ
http://www.epson.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/osirase/2004/040907.htm
□製品情報
http://www.i-love-epson.co.jp/products/offirio/emp/emp81_61/index.htm
□関連記事
【5月6日】エプソン、「単脚」採用で設置を容易にした液晶プロジェクタ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040506/epson.htm

(2004年9月8日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]


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