東芝、「WEPG」に対応したハイブリッドレコーダ「RD-XS34」 －インターネットと地上波の両方からEPGを取得

10月1日発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：インフォメーションセンター 　　　Tel.0120-96-3755 　　　Tel.0570-00-3755(携帯電話・PHS用)

　同社独自の電子番組表「DEPG」を進化させた「WEPG」に対応したハイブリッドレコーダ。WEPGとは、上位モデルの「RD-XS53/43」などで採用されたEthernet経由のEPG「iNET」と、地上アナログ放送波から受信した「ADAMS」を組み合わせたもの。ADAMSからは地上アナログ放送、iNETからはスカパー! やCATVの主要チャンネル、BSデジタル/アナログの番組を受信・表示する。

　これにより、インターネット接続環境のない場合でも地上アナログ放送のEPGが利用できる。また、上位モデル同様、キーワードによる自動番組検索機能や人名検索、同名番組検索、ジャンル別/チャンネル別番組表表示機能なども備えている。なお、内蔵チューナは地上アナログのみで、BSチューナや、スカパー! チューナは別途用意する必要がある。

　HDD容量は160GB。DVDドライブはDVD-R、DVD-RAM、DVD-RWに対応。カートリッジ付きのDVD-RAMもサポートする。書き込み速度はDVD-Rが4倍速。DVD-Rの片面に約8時間の録画ができる「MN1.0Mbps」モードも備えており、同モード使用時の4倍速DVD-Rへのダビング速度は32倍速となる。

リモコン

　また、DVD-RAM/-RWのVRモードで録画したディスクや、ビデオモードで録画したDVD-R/-RWからHDDに、再エンコードなしの高速・無劣化ダビングも可能。CPRMにも対応しており、HDDに録画したコピーワンスコンテンツを DVD-RAM/-RW(VRモード)にムーブしたり、DVD-RAM/-RW(VRモード)に直接録画できる。

　画質面では、XS53/XS43で搭載された新しい「RDエンジン」を搭載。新開発の1チップレコーダエンジンとMPEG-2エンコーダを採用しており、RD-XS41で初採用されたRDエンジンと比較して、前段の映像フィルタ特性と見直し、折り返しノイズを低減したという。

　また、LAN経由でPCから本体の操作や録画予約が行なえる「ネットdeナビ」機能を搭載。XS53/XS43で搭載された「ネットdeダビング」機能も搭載しており、LANで接続されたXS53/XS43以降のRDシリーズ間で録画済みのコンテンツがダビングできる。ただし、コピーワンスコンテンツはダビングできない。

　録画した番組の管理画面では、最大24個のフォルダが作成可能。ユーザー別、ジャンル別、番組名別など、効率的に録画済みコンテンツを整理できるという。なお、特定のフォルダを非表示にするカギ付きフォルダ機能や、ごみ箱機能も備えている。

背面

　映像用に54MHz/10bit、音声用に192KHz/24bitのDACを搭載。入力端子として、S映像、コンポジット、アナログ音声を各3系統用意。出力端子としてD2を1系統、S映像、コンポジット、アナログ音声を各2系統、光デジタルを1系統備えている。

　外形寸法は430×338×78mm(幅×奥行き×高さ)。重量は4.9kg。Gコード入力が可能な液晶付きリモコンが付属する。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_09/pr_j0901.htm
□関連記事
【6月9日】東芝、ダブルチューナ/エンコーダ搭載「RD-XS53/43」
－RD間コピー機能搭載。スカパー !連動モデルも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040609/toshiba.htm

(2004年9月9日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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