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ソニー、ディーラー向け展示会でSXRDリアプロを展示


参考出品された70V型リアプロジェクションテレビ。
9月16日開催


 ソニーは、販売店向けイベントを都内で開催し、米国で発表した70V型リアプロジェクションテレビ「KDS70XBR100」を参考出品した。国内での発売は未定。

 10日に米Sony Electronicsが2005年初頭の発売を発表したリアプロジェクションテレビで、ソニー独自の表示デバイス「SXRD(Silicon X-tal Reflective Display)」を3枚使用。同社のデバイス事業の健在振りをアピールするためか、イベントでは会場入り口の目立つ場所に参考展示していた。

デモ映像ではSXRDの高画質ぶりをアピール 奥行きは60cm弱。SXRDのロゴが刻まれている スタイリッシュなリモコンも披露された
前面入力端子。DV、S映像、コンポジット、アナログ音声入力を装備 電源ボタン横のメモリースティックPROスロット 画面下のロゴ

 解像度は1,920×1,081ドットのフルHD。ランプは200W UHPで、コントラスト比は3,000:1としている。奥行きは60cm弱。重量は110kg。米国での販売価格は1万ドル弱程度と見られる。

 米国デジタル放送対応のATSCチューナを搭載し、背面にMPEG-2 TS用のi.LINKを2系統搭載。前面にもDV用のi.LINKを1系統備える。さらに、HDMI×2系統も装備。また、JPEG、MPEG-1/2表示用のメモリースティックPROスロットも内蔵している。

 スクリーン前面には大型の1枚ガラスが嵌め込まれ、高級感は高い。なお説明員によると、ガラスの役割はコントラストの強調や映り込みの低減ではなく、「スクリーンの平面性維持のため」だという。

 専用ラックは木材とアルミパネルで構成された贅沢なもの。価格は1,500ドル。天板はテレビスタンドの大きさだけ窪んでおり、天板前部のスライド式のカバーでスタンドを覆うことができる。テレビスタンドの半ばまでを隠すことができ、テレビとラックの一体感を演出できる。

専用ラックの内部。奥に見える灰色の角柱は、ケーブルマネージメント兼支柱 天板前部のスライドを開けたところ。ラックと一体化して見えたスタンドが現れる。

 来場者の反応は上々で、特に画質と大きさについての質問を多く受けるという。「うちの店にも置きたい」といった積極的な感想も聞かれたが、国内での発売は未定となっている。

 会場には、未発表製品を含む秋冬商戦向けの製品に加え、ソニーマーケティングによる販促提案が見られた。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
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【9月10日】米Sony、フルHD反射型液晶「SXRD」を使ったリアプロTV
-70型で1万ドル以下。日本での発売は未定
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040910/sony2.htm

(2004年9月16日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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