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ソニー株式会社は16日、90nmプロセスを用いたMPEGコーデックLSI「CXD4702GB」を開発したと発表した。11月から発売される同社のハイブリッドレコーダ「スゴ録」に搭載している。対応記録フォーマットはDVD±R、DVD±RWで、±VRモードもサポートする。 1チップのLSIにMPEGエンコーダ/デコーダ回路を搭載。CPUやメモリも内蔵しており、エンコード/デコード処理を同時に実行可能。「追いかけ再生」などをリアルタイムかつ、高画質に行なえるという。 また、音声や画像の大きな変化を自動検出する「特徴点検出機能」を搭載。音声信号や画面内の輝度成分の変化を基に、シーンの変わり目で自動的にチャプタを分割する「おまかせチャプター」機能を実現している。 ほかにも、可変ビットレート(VBR)の可変範囲の拡大。圧縮ノイズを低減するほか、2パスエンコード技術を応用した「ダイナミックVBRダビング」にも活用されている。 また、録画時に機能する「録画フレームノイズリダクション」に加え、再生時に四角状のノイズを低減する「2次元ブロックノイズリダクション」や、輪郭部のちらつきを抑える「モスキートノイズリダクション」を内蔵。CPUが画像の状態に応じて3つのノイズリダクションを適用することで、高画質化を実現したという。
(2004年9月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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