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ピクセラ、国内初のWindows MCE用キャプチャカードを出荷
-自作市場向け。ソフトはPowerDVD 5とドライバのみ


9月24日出荷開始


 株式会社ピクセラは、国内初のWindows Media Center Edition(MCE)対応テレビキャプチャカードを24日より自作PC市場向けに出荷開始した。店頭予想価格は14,000円前後の見込み。

エンコーダはCONEXANT製

 従来MCEは、OEM向けのみの提供となっていたが、MicrosoftがMCEを自作PC市場などの「システムビルダーチャネル」にも提供を拡大する方針を明らかにしており、今秋よりPCショップが自社PCにMCEを搭載させたり、CPUなどのパーツと一緒にOSを販売できるDSP(Delivery Service Partner)版の販売が開始される。

 それにあわせてピクセラは24日より、MCE用のテレビキャプチャカード「PIX-CTV200PW-XB-RY-MCE2」をノンパッケージのいわゆる「バルク版」として販売する。同カードではMCEの内蔵の録画ソフトを利用するため、ドライバと再生ソフト「PowerDVD 5」、MCE用画質調整ツールのみバンドルされる。そのため、MCEとの組み合わせでのみ動作し、MCEユーザー以外が使用する事はできないので注意が必要だ。

 ハードウェアエンコーダ搭載のMCE用キャプチャカードで、MPEGエンコーダにはCONEXANT製の「CX23416」を採用している。NEC製のゴーストリデューサや3次元Y/C分離チップの搭載などで高画質化を図っている。

メイン基板とドータカードの2枚構成 ドータカードにはNEC製のゴーストリデューサや3次元Y/Cチップを搭載

 MicrosoftのMCEロゴも取得しているほか、MCEのダブルチューナ機能もサポートし、2枚挿しによる裏番組録画なども行なえる。アンテナ入力のほか、S映像、コンポジット入力、アナログ音声入力を装備する。

Philips製のビデオデコーダも搭載する アンテナ入力のほか、外部入力も備える

□ピクセラのホームページ
http://www.pixela.co.jp/
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(2004年9月24日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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