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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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シャープ株式会社は29日、業界初の地上デジタル放送とBS/CS110度デジタル放送を同時受信する複合フロントエンド「VA1W1JF9001」を開発したと発表した。サンプル価格は2万円で、量産時期は12月。月産台数は5万台の見込み。 VA1W1JF9001は、独自の高周波ICを搭載することで、2種類の発振器の干渉を抑えながら、地上デジタルと衛星デジタル放送を受信する2台分の機能を搭載。同社の従来の地上アナログ放送用フロントエンドと同サイズ(61.5×42.7×14.1mm)の小型化を実現している。 「高感度・高い隣接チャンネル妨害特性、低フェーズノイズ特性により、弱電界地域でも良好な受信を実現した」という。さらに、DC-DCコンバータを内蔵し、30Vのチューナ部選局電圧は不要。また、標準ではデジタル衛星部は3.3V電源、地上デジタル部は5V電源で駆動するが、オプションで衛星デジタル部にレギュレータを内蔵することにより5V単一電源の駆動も可能となる。消費電力は1.57W(標準モデル)。 機器に応じて縦型・伏型の形状を選択できるほか、今後は8PSK/QPSK/OFDM復調ICを搭載した、復調内蔵タイプも順次ラインアップする予定。8PSK/QPSK/OFDM復調ICを搭載した、サポートツール(評価ボード/評価ソフト)も提供される。
□シャープのホームページ (2004年9月29日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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