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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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アドビ システムズ株式会社は、デジタルビデオ編集や、メニュー付きDVD作成も行なえる動画編集ソフト「Premiere Elements(プレミア エレメンツ) 日本語版」を11月上旬に発売する。対応OSは、Windows XPのみ。 同社の直販サイト「アドビストア」の価格は、通常版が10,290円、アカデミック版が5,145円。Premiere LE、VideoStudioなどのデジタルビデオ編集ソフトユーザーを対象とした乗換え/アップグレード版が7,140円。 また、個人向け画像編集ソフト「Photoshop Elements 3.0 日本語版」とセットにした、「Photoshop Elements plus Adobe Premiere Elements 日本語版」も11月中旬に発売される。アドビストア価格は通常版18,690円、乗換え/アップグレード版が13,440円、アカデミック版が9,870円。なお、パッケージは、デザイナーの佐藤卓氏と、株式会社アクシスが担当しており、「日本独自の親しみやすいオリジナルパッケージ」としている。 6月に発売された「Premiere Pro 1.5」(通常版92,400円)をベースに、パーソナルユーザー向けに特化した動画編集ソフト。手間のかかる細かい設定の自動化や、ヘルプ機能の充実が図られているほか、DVDオーサリングと書き込み機能が搭載されている。ただしPremiere Proのハイビジョン対応機能などは削減されている。 DVカメラからの取り込み、編集、効果の適用、DVDへの書き込みまで、ビデオ編集機能とDVD作成機能を統合。パソコンとDVカメラを接続し、1クリックで素材をビデオカメラから取り込むことが可能。取り込んだ映像は、すべて撮影した順序でタイムラインに自動的に配置される。 また、数百種類のビデオエフェクト、オーディエフェクトも備え、リアルタイムプレビューに対応しており、スローモーションや早回しといったスピードコントロール、PinP(ピクチャーインピクチャー)、動画と音声のマッチングといった編集も直感的に行なうことができるとしている。
オープニングタイトル、エンディングクレジット、テロップなども、タイトルテンプレートが用意されている。対応ファイルフォーマットはDV、MPEG-1、MPEG-2、AVI、Windows Media、QuickTime、DVDビデオ(書き出しのみ)、WAV、WMA(取込みのみ)、MP3(取込みのみ)、AIFF、PSD(取込みのみ)、JPEG、TIFF、BMP。 DVDのオーサリングでは、同梱されたメニューテンプレートを使って、DVDメニュー付きのDVDを作成できる。また、日本向けに運動会や、入園式のDVDメニュー用デザインテンプレートもダウンロード提供される予定。 ビデオの編集中にも、タイムラインにDVDのチャプタポイントを設定でき、シーンメニューのテンプレートではチャプタポイントが自動的に認識され、シーンのボタンがすぐに作成可能。さらに、4:3に加え16:9フォーマットにも対応し、DVDに書き出す前にプレビューする機能も搭載している。 また、手順とテクニックをステップバイステップ解説してくれる「作り方」パレットも装備。プロジェクトの自動保存機能や、複数回の取り消しおよびやり直しにより、任意の編集段階にいつでも戻ることも可能となっている。
□アドビのホームページ (2004年10月5日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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