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オンキヨー、7.1chスピーカー出力を2系統搭載したフラッグシップAVアンプ
-同一音源から2部屋に7.1ch同時再生。HDMIやNet-Tuneも搭載


11月19日発売

標準価格:63万円

連絡先:カスタマーセンター
     Tel.0570-01-8111


 オンキヨー株式会社は、ハイエンドAVアンプ「TX-NA1000(N)」を11月19日より発売する。価格は63万円。

 同社独自の技術ノウハウやIEEE 1394やHDMIなどのインターフェイスを搭載したAVアンプ。定格出力は200W×7ch(8Ω)で、DVDオーディオやSACDなどの広帯域/高ダイナミックレンジメディアに対応する独自技術WRATを全パワーアンプ回路に採用している。

 最大の特徴は7.1chのスピーカー出力を2系統搭載した「マルチルーム」機能。同一の音源から2つの異なる部屋への同時7.1ch出力も行なえるほか、サラウンド4chのスピーカーを各チャンネルで2台ずつ配置するスピーカー構成などが実現できるという。

 パワーアンプ回路はディスクリート構成。Wolfson製のオーディオDACを4基搭載し、全チャンネルで192kHz/24bitに対応。小音量時のSN比を改善するという「リニア・オプティマム・ゲイン・ボリュウム」の採用などで音質向上を図ったほか、独自の高音質化回路「VLSC」も搭載している。

 また、フロント/サイドパネルに硬質アルミ材による肉厚パネルを採用し、振動を抑制。さらに、真鍮製のインシュレータの採用により、スピーカーからの振動なども排除し、高音質化を実現したという。

 Ethernet端子を搭載し、ネットワーク接続したパソコン上のオーディオの再生が可能な「Net-Tune」機能も搭載。PC上のMP3やWMAの再生に対応するほか、インターネットラジオも利用できる。

 32bit DSPを2基搭載。THX Ultra2認定を取得しているほか、ドルビーデジタルサラウンドEXやDTS-ES、DTS 96/24、ドルビープロロジックIIx、DTS Neo:6、AACなどのサラウンドフォーマットをサポートする。また、ドルビーヘッドフォン機能も装備している。

 さらに、外部入力からのPCM信号を2倍にアップサンプリングする「デジタル・アップ・サンプリング」や、24bit/96kHzのアナログ入力音声を96kHz/24bitでA/D変換する機能も備えている。

 そのほかにも、2chステレオ時に再生信号経路を最短化して、回路からの干渉を遮断する「Pure Audioモード」や深夜などの小音量再生時にセリフなどを聞き取りやすくする「レイトナイト」、4段階のディマー機能などを搭載。学習機能搭載のリモコンも付属する。

 Ethernet×1や、i.LINK×2を装備。映像入力としてHDMI×2、D4×2、コンポーネント×4、S映像×7、コンポジット×7、映像出力はHDMI×1、D4×1、コンポーネント×2、S映像×4、コンポジット×4を搭載する。音声入力は同軸デジタル×6、光デジタル×7、アナログ音声×11、7.1ch入力×2、音声出力は同軸デジタル×2、光デジタル×2、アナログ×5、7.1ch出力×1を装備する。

 D4/コンポーネント、S映像、コンポジット入力信号をHDMIに変換出力できるビデオコンバータも搭載する。外形寸法は435×481×220mm(幅×奥行き×高さ)、重量は33kg。

□オンキヨーのホームページ
http://www.onkyo.com/jp/
□ニュースリリース
http://www2.onkyo.com/jp/what/news.nsf/view/TX-NA1000?OpenDocument

(2004年10月18日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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