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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社ケンウッドは、コンパクトなCD/MDコンポ「K series」を12月上旬に発売する。CD/MDレシーバのメインユニットとスピーカーで構成されたシステムで、スピーカーは別売。組み合わせを想定したスピーカーとして、2ウェイの3スピーカーシステムと、2ウェイ2スピーカーシステムの2種類も同時発売される。各モデルの型番と価格は下表の通り。
■ R-K700 CD、MD、チューナ、アンプを内蔵したメインユニット。ΣDSPを採用し、プリアンプ部のフルデジタル化を実現。D/Aコンバータとパワーアンプ間でアナログ変換を行なわないことで、音質の劣化を防止したという。また、パワーアンプ部には「差動三段増幅」による完全ディスクリート構成を採用。増幅時に発生するノイズを制御しながら、より原音に忠実な再生音を実現したという。アンプ部の最大出力は30W×2ch(6Ω)。
8fs/24bitの分解能を持つバーブラウン製のD/Aコンバータを搭載。さらに、付属のマイクで室内の音響特性を測定し、プリアンプ部で解析。左右のスピーカーのディレイタイムや音圧レベル、周波数特性の補正などを行ない、最適な再生を実現するという「AUTO ROOM EQ」機能も搭載している。 CD部は音楽CDに加え、CD-R/RWの再生もサポート。MD部はMDLP/グループ機能に対応し、CDからMDへの4倍速ダビングにも対応。筐体には振動を抑制するというオリジナル形状のシャーシを採用。フロントパネルには3mm厚のアルミパネルを使用し、剛性を高めたという。 スピーカーターミナルはバナナプラグに対応したスクリュータイプを採用。入力端子は、PHONO(MM)入力を含むアナログを3系統、光デジタルを1系統装備。出力は、アナログとサブウーファプリアウトを各1系統備える。外形寸法は270×368×126mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.1kg。
■ LS-K701
12cm径のウーファと、2.5cm径のソフトドームツイータを採用した2ウェイ、2スピーカーシステム。2つのユニットを近接配置することで、点音源に近づき、定位感に優れた再生が行なえるという。 また、ウーファの振動板とエッジ部分の取り付け構造を逆R型にすることで、スムーズなピストンモーションを実現。エッジの張り合わせを肉厚にすることで、振動板とエッジとの逆共振を抑制したという。
エンクロージャのフロントバッフルには、21mm厚のMDF材を使用。コーナー部にはラウンドを設けている。スピーカーターミナルはバナナプラグ対応で、金メッキを施している。再生周波数帯域は50Hz~30kHz。外形寸法は158×262×270mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1本あたり4kg。
■ LS-K707
8cm径のウーファを2基搭載した、2ウェイ3スピーカーシステム。ツイータは2.5cm径のバランスドーム型。ウーファの振動板には不要振動を低減するという多層コーティングを施し、エッジ部分との取り付けには、K701と同様に逆R型構造を採用している。
フロントバッフルには15mm厚のMDFを使用。コーナー部にはラウンドを設けている。スピーカーターミナルはバナナプラグ対応。再生周波数帯域は55Hz~30kHz。外形寸法は126×254×270mm。重量は1本3.2kg。
□ケンウッドのホームページ
(2004年11月1日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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