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富士写真フイルム株式会社は1日、フラットパネルディスプレイ材料事業の急速な拡大に伴い、新たに熊本県に工場用地を取得すると発表した。 同社では新工場用地の取得理由として、「モニターやノートPCの大型化と、液晶TVの急速な市場拡大に対応するため、今回新工場用地取得を決定した。リスク対応のために生産拠点の分散と、需要家の集まるアジア地域への供給利便性をも勘案し、熊本県菊池郡菊陽町とした」と説明している。新工場は都築紡績 熊本工場跡地に建設され、総面積は26.2ha。 TAC(セルロ-ストリアセテ-ト)を素材とし、LCD用偏光板の保護膜として使用する「フジタック」需要に対応して、新工場建設および関連設備などに総額1,000億円超の投資を行なう。新工場の稼働は2006年末を予定。また、今後も確実に安定的な供給を継続するため、今秋より「フジタック」の値上げを実施する。 同社では、「今後急成長する液晶TV向けに当社独自の技術を活かした新製品を開発・販売し、2008年度にはフラットパネルディスプレイ材料事業として売上高2,000億円超を目指す」としている。 □富士フイルムのホームページ (2004年11月2日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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