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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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社団法人日本映像ソフト協会(JVA)は2日、株式会社ジャパン ミュージックデータ(JMD)と協力し、映像作品情報データベースの構築に着手すると発表した。 国内で販売されているDVDビデオタイトルをデータベース化し、販売店や通販サイトなどでの販売促進に役立てるほか、情報誌などへの作品情報提供や、会員各社へのデータベース検索利用を目的に構築される。また、データベースの一部を一般公開することも検討しているという。 データベース化を予定している項目は以下のとおり
JVAの会員各社は、毎月の新譜情報や変更情報、商品見本(パッケージ)などをJMDに提供。JMDではデータベースを構築し、各社から提供された情報を元に入力作業を行なう。JVAとJMDでは、情報提供と入力作業に関する協力についての覚書を10月15日に締結。今後はJMDとJVA会員各社の間で個別の契約書面を交わし、準備のできた会社から順次入力作業を開始する。
データベースの稼動は11月から12月にかけて予定しており、各社の新譜情報を優先して入力作業をスタートするという。新譜の入力が終わり次第、旧譜の整備も進め、約1年後には主要タイトルのデータベース化を完了する見込み。登録タイトル数については、「現在発売済みのタイトル(JVA統計では8月末時点で38,558タイトル)に、来年発売される新タイトルを加えた程度の数になる見込み」という。 また、商品情報については、「商品情報は発売の3カ月前には入力し、(店舗などの)仕入れに間に合うようにする(JMD 鳥塚憲一 社長)」という。データベースの販売についてはJMDが窓口となり、店舗や通販サイトなどに提供する予定。「価格などは店舗やサイトの規模などに応じて決定する(JMD鳥塚社長)」としている。 JVAの角川歴彦会長は、「昨年度より協会内に映像コンテンツ・データベースシステム研究委員会を立ち上げ、映像コンテンツのデータベースの必要性やあり方について、調査/研究してきた。その結果、消費者への商品情報の提供を目的とした“映像作品情報データベース”から着手することにした」と導入意義について説明。 JVAの児玉昭義 専務理事・事務局長は今回のデータベースの概要を説明し、JMDをパートナーに選んだ理由については、「既にレコード協会を中心としたCDのデータベース「E-CATS」を作成し、提供。店舗の視聴機やインターネット通販業者で採用されている。ノウハウを生かすこともできる」とした。 □JVAのホームページ (2004年11月2日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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