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松下、ホールセンサを削減した光ディスク用1チップモータドライブIC


11月2日発表


 松下電器産業株式会社は、光ディスクドライブに必要なモータドライバを全て内蔵したモータドライブICを11月中旬より量産開始する。デスクトップPC用の「AN41222A」と、ノートPC用の「AN41230A」駕用意され、サンプル価格は300円/20万個。

 光ディスクドライブ用のモータドライバを全て内蔵。スピンドルモータドライバ部は従来3個必要だったホールセンサをデスクトップ用では1個に、ノートPC用では不要にすることで、システムの低コスト化と低騒音、低振動化を図っているという。

 デスクトップPC向けでは、1個のホールセンサから3つのモータ駆動信号を作成し、低騒音/低振動のPWM起動を実現している。

 ノートPC用では、ホールセンサ信号をモータが回転することで発生する逆起電圧の検出で駆動する方式を開発したことで、ホールセンサを不要としている。ホールセンサを省いたことで、懸念される起動の安定性については、新開発の起動回路を内蔵することで確実な起動を可能としているという。

□松下電器産業のホームページ
http://panasonic.co.jp/
□ニュースリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn041102-1/jn041102-1.html

(2004年11月2日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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