東北パイオニア、TDKと協力しDVD-R生産システムの最新機種を開発 －サイクルタイムは2秒で16倍速ディスクの量産が可能

DVD-Rインライン生産システム「D4(MSH-6131)」

　東北パイオニア株式会社は、16倍速対応でサイクルタイム2秒と、最高倍速対応/最高水準の生産性というDVD-Rインライン生産システム新機種「D4(MSH-6131)」の開発に成功したと発表した。

　同社のFA事業部内のディスク生産部が中心となり開発を進め、今回素材技術で業界最高水準の技術を持つというTDK株式会社と協力。TDKの記録膜用「高感度色素」と組み合わせることで、新機種の開発に成功したという。

　従来のD2/D3システムでは、サイクルタイムが3.5秒、最高8倍速で、1面取りとなっていが。D4システムでは2秒/16倍速対応に加え、2面取り金型を採用したほか、貼合機も従来の外部購入品から自社開発の内製品となっている。

□東北パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/topec/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.pioneer.co.jp/topec/ir/press/pdf_2004/041102dvd-r.PDF

(2004年11月4日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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