クロムサイズ、地上デジタル対応小型平面受信アンテナを開発 －武蔵工業大学と協力。壁材への埋め込みも可能に

　株式会社クロムサイズは、武蔵工業大学と共同で、地上デジタル放送対応の平面受信アンテナやギャップフィラー用平面送信アンテナを開発したと発表した。2005年1月の商品化を目指し、大手ゼネコンやデベロッパ向けに販売予定という。

壁材埋め込みのイメージ

　平面受信アンテナは、従来のアンテナより小型/平面化したことで、部屋の中でも簡単に設置可能とした。屋内使用でも従来のアンテナと比較し、高利得な受信性能を実現できるという。

　また、基本構成が単純でコンパクトで、ほかの素材との融合性が高いため、壁材や建築資材などへの組み込みが容易に行なえる。

　ギャップフィラー用の平面送信アンテナは、既設の建造物による地上デジタル放送の難視聴地域を解消するためのアンテナ。電波を遮断している建物の屋上にギャップフィラーシステムを設置することで、難視聴地域でも安定したデジタル放送受信を可能とするという。

□クロムサイズのホームページ
http://www.cyz.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.cyz.co.jp/html/pre002.html

(2004年11月11日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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