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富士通テン株式会社は、タイムドメイン理論に基づいたスピーカーシステム「ECLIPSE TD」シリーズの最上位モデル「TD712z」を11月20日より発売する。スピーカーとスタンドを一体化しており、レギュラータイプの「TD712z」とショートスタンドタイプの「TD712z-s」が用意される。価格はTD712zが294,000円、TD712z-Sが273,000円。 TD712zは、9月に開発表明を行なった「ECLIPSE TD」シリーズの最上位モデルで、今までにA&Vフェスタ2004などに参考出展されている。同シリーズで初めてスピーカー部とスタンド部を一体化した構造を採用した。 ショートスタンド型のTD712z-Sは、ホームシアターのセンタースピーカーとしてスクリーン下に設置することを想定し、高さを600mmに抑えたモデル。外形寸法/重量はTD712zが347×384×988mm(幅×奥行き×高さ)/約32kg、TD712z-Sが347×384×600mm/約21.5kg。 そのほかの仕様は共通で、ユニットは12cm径のフルレンジで、許容入力は35W(定格)/60W(最大)。再生周波数帯域は40Hz~20kHz(-10dB)、インピーダンスは6Ω。 ドライバユニットを改善し、ボイスコイル素材の見直しによる振動系部分の軽量化と、磁気回路の強化により、振動板の駆動パフォーマンスを向上。音のタイト感が向上するとともに、高域周波数特性を20kHzまで拡大したという。 スピーカー部は上10度までの角度調整機能も搭載。スピーカーボックスを支える支柱部分に、亜鉛を採用することで支柱の共振も大幅に減少している。また、スピーカーとスタンド、スタンドと床の接触面をそれぞれ点接触構造とした「ソリッドベース」を採用し、制振性を高め、タイトな低音域を実現したという。 さらに、スタンド部とインシュレータを一体化した「スパイク・オン・インシュレーター」を採用。スタンドと床の共振を防いだほか、移動の際も床を傷つけることなく簡単に動かせる。 □富士通テンのホームページ (2004年11月16日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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