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日本テキサス・インスツルメンツは16日、H.264(MPEG-4 AVC)とAACフォーマットのデコードに対応したデジタル・メディア・プロセッサ「TMS320DM275(DM275)」を発表した。サンプル出荷はすでに開始されており、量産開始は2005年6月を予定。10万個以上受注時の価格は12ドル以下。 DM275は、低消費電力DSP「TMS320C54x」と「ARM7TDMIR」RISCプロセッサ、及び画像処理用アクセラレータをワンチップに集積したシステム・デバイス。画像処理用アクセラレータにH.264(MPEG-4 AVC)のデコード機能を追加したほか、外部から入力されたビデオ信号をDM275を経由して、低消費電力でLCDに表示させる「LCDスルー・モード」も用意。より低消費電力を実現したという。プロセスルールは0.13μm。 解像度320×240ドット、30fpsのH.264(MPEG-4 AVC)と、AAC-LC/plusのデコードに対応。640×480ドット/30fpsのMPEG-4のエンコード/デコードが行なえるほか、映像ではH.263、Motion JPEG、 MPEG-1、WMVなど、音声ではMP3、WMA、AMR、G.723.1、G.726などもサポートする。 また、TSデコーダ回路も内蔵しており、デジタル放送に対応したチューナモジュールから出力されるトランスポート・ストリームをそのまま入力可能。システムの構築が容易に行なえるという。なお、パッケージサイズは289ピンのnFBGA(12mm角)、241ピン のnFBGA(10mm角)に対応する。
□日本TIのホームページ
(2004年11月17日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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