BenQ、実売15万円を切るシアター用DLPプロジェクタ －黄色を加えた世界初の5色カラーホイール搭載

PE5120

12月1日発売 標準価格：「PE5120」オープンプライス 　　　　　　　「PB7230」548,000円 連絡先:テクニカルサポートセンター 　　　　Tel.03-5439-9767

　ベンキュー ジャパン株式会社は、同社初のホームシアター用DLPプロジェクタ「PE5120」を12月1日に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は148,000円前後の見込み。また、同日にはデータプロジェクタ「パフォーマンス」シリーズの新モデル「PB7230」も548,000円で販売する。

■PE5120

　パネル解像度854×480ドットの0.53型DMDを搭載したホームシアター向けのDLPプロジェクタ。最大の特徴は、5セグメントカラーホイールを採用したこと。これは、カラーホイールに、従来のレッド、グリーン、ブルー、ホワイトに加え、イエローを追加したもの。これにより、黄色の色再現性が向上。パステル系や、淡い色のグラデーションなども鮮やかに投写できるという。

背面

　光源は200Wのランプを採用。輝度は1,100ルーメン。コントラスト比は2,000:1。入力解像度は1,280×1,024までをサポート。レンズは1.2倍ズーム。投写距離は0.8mから10mで、画面サイズは31型から300型まで対応する。動作音はエコノミーモードで26dB、ノーマルモードで29dB。デジタルキーストーン(台形歪み補正)機能も備えている。

　映像入力端子は、コンポーネント、S映像、コンポジット、DVIを各1系統装備。筐体のカラーリングはインテリアなどとのマッチングを考慮し、ホワイトを採用。外形寸法は262×216×99(幅×奥行き×高さ)。重量は2.9kg。リモコンやVGA-DVI変換ケーブルなども付属する。

■PB7230

　PE5120と同じく、5セグメントカラーホイールを採用したデータプロジェクタ。解像度1,024×768ドット、0.7型のDDR DMDを搭載している。入力解像度は1,280×1,024までをサポート。

　光源は250WのUHPランプを採用。輝度は2,500ルーメン。コントラスト比は2,000:1。レンズは1.2倍ズーム。投写距離は0.8mから10mで、画面サイズは27型から295型まで対応する。動作音はエコノミーモードで30dB、ノーマルモードで34dB。

PB7230	背面

　映像入力端子は、アナログRGB(D-Sub 15ピン)を2系統、S映像、コンポジットを各1系統装備。なお、アナログRGB1系統はコンポーネント入力と兼用となっている。さらに、RS232ポートやUSBマウス用コネクタを用意。ステレオミニの音声入力も備えており、本体に2Wのモノラルスピーカーも搭載している。

　デジタルキーストーンやプログレッシブスキャン、ピクチャーインピクチャー機能などを搭載。外形寸法は258×211×80mm(幅×奥行き×高さ)。重量は2.7kg。リモコンやHDTVケーブルなどを同梱する。

□BenQのホームページ
http://www.benq.co.jp/
□ニュースリリース
http://211.20.183.99/www/front/BenqMain.asp?MenuHead=145&ShowType=class&
ClassName=PressReleaseCopy&ClassKind=1&DataID=11353&RootId=81
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【9月22日】BenQ、輝度3,000ルーメンのDLPデータプロジェクタ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040922/benq.htm

(2004年11月29日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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