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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社東芝は28日、同社やNEC、メモリーテック、三洋電機などと協力して推進している次世代DVD「HD DVD」のパートナ企業として、ParamountやWarner Brosなどのハリウッド大手スタジオ4社から支持を得たと発表。あわせて各スタジオから、HD DVDの選択理由などが発表された。 HD DVDのサポートを表明したのは、Paramount Pictures、Universal Pictures、Warner Bros. Studios、New Line Cinemaの4社。そのうちNew Line CinemaはWarner傘下の独立系映画会社のため、3社からニュースリリースが出されている。 3社はそれぞれプレスリリース中で、HD DVDを選択した理由について言及しているほか、Paramountは2006年初頭から、Universalは2005年内にHD DVDタイトルをリリースすることも明らかにしている。 ParamountのThomas Lesinski社長は「我々はHD DVDが、製造コストや製造の容易さ、高品位映像体験をコンシューマに届きやすい価格で提供できるという点で明確なアドバンテージがあると考えている。小売業者や消費者も強力に支持すると確信している」と説明。HD DVDタイトルを2006年初頭からリリースする予定という。 Universal PicuturesのRick Finkelstein社長兼COOは「我々のようなコンテンツ提供社は常に、製作したフィルム、テレビ番組をより高画質かつ安全で、ユーザーフレンドリーに提供する手段を探している。HD DVDはそれらの目的を達成している」とコメント。さらにUniversal Studios Home EntertainmentのCraig Kornblau社長は「現在実用化に向かっている、全てのホームエンターテインメント技術を評価したが、消費者にとってもっとも有益な技術がHD DVDだった。海賊版から我々の知財を保護するため、コピー保護技術も強固となった」と説明している。Universalのタイトルは2005年中にHD DVDでリリースを開始する。 また、Waner Bros.の新ビジネス戦略開発担当副社長のKevin Tsujihara氏は「HD DVD規格を物理規格やROM、RWのアプリケーション規格まで約3年精査し、技術的やビジネス的な検討を進めてきた。その結果、提案されていたプラットフォームの中で、HD DVDが最も高い性能を持ち、耐久性や信頼性の面で優れていると判断した」と説明している。 □Paramountのホームページ(英文) (2004年11月29日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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